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北陸農政局

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今月の園芸特産作物

10月 そば

そばの歴史

そばの花 
資料(写真):(一般社団法人)日本蕎麦協会より提供。

そばは、およそ3,000年前に中国の三江地域から朝鮮半島を経由して九州へ伝来し、北へ広まってきたと考えられています。
収穫までの期間が短く、山間部や痩せた土地でも育つことから、日本でも飢饉などを乗り切る食材として昔から重要視され、食べられてきましたが、麺の状態で大衆食として、そばが普及したのは、江戸時代中期以降といわれています。





そばの生産

そばは世界各地で栽培されている1年生草本で、白や赤の花をつけ、一般的には75日程度で成長します。
そばは、ミツバチなどの昆虫を介して他家受精するため、異なる品種同士が交雑しやすく、その土地本来の品種である在来種の特性が失われることがあるため、食味の良い在来種の特性を保持するための取組みも行われています。
また、収量増加や倒伏しにくい品種への改良が進められ、新たな品種も数多く登場しています。

北陸のそば栽培

資料:農林水産省統計部「平成28年産作物統計」

全国の作付面積は6万600ha(平成28年)で、このうち北海道が2万1,500haと全国の35%を占めています。
北陸管内では、6,160ha(新潟県1,480ha、富山県613ha、石川県311ha、福井県3,760ha)作付けされており、主な産地は、新潟県(上越市、十日町市、佐渡市)、富山県(富山市)、石川県(加賀市)、福井県(坂井市、福井市、大野市、あわら市)などとなっています。








管内の主な産地情報

 
へぎそば
                      資料(写真):新潟県より提供。
○新潟県 越後妻有(えちごつまり)地域(十日町市、津南町)

山や丘陵に囲まれた当産地は、昼夜の寒暖差を生かしたそばの優良産地で、約300ha栽培されており、県内生産量の3割を占めています。
栽培品種は、「とよむすめ」と「信濃1号」が主で、排水良好な畑地や水田転換畑で栽培するそばは、県内の他地域より収量も高く良質なそばが生産されています。
また、そば茶原料にも使われている、だったんそば「北陸4号」の栽培も津南町を中心に行われています。
また、魚沼・十日町地方で生まれた「へぎそば」は、海藻の布海苔をつなぎに使った歯ごたえのあるシコシコ感、喉越しの良さ、独自の風味が特徴で、へぎ(片木)と呼ばれる木を剥いだ板で作った折敷(おしき)(四角い器)に、一口ずつ食べやすく並べた「手操り」という盛り付けがされています。
毎年10月には、へぎそばの里越後十日町「地そば」まつりが開催される等、地元農家とそば店が連携した生産と消費拡大の取組が行われています。












 
越前おろしそば
                      資料(写真):福井県より提供。
○福井県(福井県産そば)

福井県のそばは、米の生産調整の拡大に伴って作付面積も拡大し、28年度実績で3,760ha(全国第5位)と日本有数のそば産地となっています。
特に、県下の特定地域で昔から栽培されてきた良食味の在来種にこだわり、古来より受け継がれてきた「種」を守って栽培されています。
そばの実の甘皮ごと挽きこんだ色味のある田舎そばに、ネギとかつお節が盛られ、大根おろしの入ったつゆが添えられている「越前おろしそば」が有名ですが、そのおろしそばを支える、そばそのものが魅力で、噛むほどにそばの風味が口の中に広がります。
また、福井県では、福井そばルネッサンス推進実行委員会が中心となり「全日本素人そば打ち名人大会」の開催等、各種イベントにより、福井のそばを県内外へPRするとともに、県産そばの流通促進と消費拡大を目的に、年間を通じて福井県産そばを使用している飲食店を対象に「おいしい福井県産そば使用店」として認証しています。





 

お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:農政調整官(畑作経営)
代表:076-263-2161(内線3336)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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