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北陸農政局

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今月の園芸特産作物

11月 西洋なし

西洋なし

平成28年産の全国の西洋なしの栽培面積は1,570haで、全国1位は山形県898ha(全国シェア57.2%)となっており、北陸管内では新潟県で112ha(全国3位:全国シェア7.1%)、富山県で4ha栽培されています。
西洋なしは、日本なしとは異なり樹上では成熟せず、収穫後、一定期間貯蔵することにより食べごろになります。これを追熟(ついじゅく)と言います。
収穫された果実は涼しい場所でじっくり追熟された後、主に10月下旬から12月に出荷されます。

北陸の西洋なし

新潟県では、新潟市、加茂市、三条市、佐渡市等で栽培されており、そのほとんどが「ル レクチェ」という品種です。新潟県のル レクチェの栽培面積は100ha以上あり、全国1位となっています。なかでも、新潟市(旧白根市)は日本で最初にル レクチェが栽培された産地で、歴史は古く、明治時代より続く産地です。
富山県立山町では、全国で最も広く栽培されている「ラ フランス」という品種が栽培されており、立山を代表するブランドとなっています。

      icon_01.gif新潟県Webサイト

      icon_01.gif立山町Webサイト



「西洋なしの貴婦人」ル レクチェ

ル レクチェは、美しい形、滑らかな食感や上品な芳香から、「西洋なしの貴婦人」と讃えられています。また、栽培が難しいことから、「幻の洋なし」とも呼ばれています。
10月中旬から下旬にかけて収穫されるル レクチェは、緑色で実も硬く、甘さも香りもまだまだです。約40日間という長い追熟期間の間に、果皮はきれいな黄色に、果肉は滑らかに変化し、糖度も高くなります。追熟後、11月下旬から12月下旬の約1か月間、市場に出回ります。
新潟県では、「にいがたフード・ブランド」(県産農林水産物の中でも特に満足度の高いもの)の1つとして、ル レクチェのブランド化を推進しています。早期出荷を狙った無理な追熟管理を防止し、ル レクチェのシーズン到来を盛り上げるため、プリムール(販売解禁日)を設定し、一斉に販売を開始する取組を行っています。

【ル レクチェの食べ頃】

完熟したものは痛みやすいため、店頭に並ぶのは9割ほど追熟した状態です。購入後は個々の包装袋に入れたまま常温保存し(冷蔵庫で保管すると水分が蒸発しやすい)、以下のポイントを確認できたら食べ頃です。

  1. 色・・・パステルイエローから山吹色(完熟バナナのような色)に変わる
  2. 香り・・甘い香水のような芳醇な香りがしてくる
  3. じく・・茶色の軸がだんだん黒くシワシワになってくる
  4. くび・・じくの付け根あたりが黒ずんできてシワが寄る
  5. 硬さ・・手に持つとやや弾力のある感触になる

西洋なしの健康機能性

西洋なしには食物繊維が豊富に含まれています(日本なしの約2倍)。そのうち水溶性食物繊維には、炭水化物の消化や吸収の速度を緩和し、急激な血糖値の上昇を抑制するなどの作用があると言われています。

<資料>
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
日本園芸農業協同組合連合会「くだもののはたらき」

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お問合せ先

生産部園芸特産課
担当者:果樹係
代表:076-263-2161(内線3333)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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