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北陸農政局

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今月の園芸特産作物

6月(ばれいしょ)

ばれいしょの原産地と来歴

ばれいしょの栽培ほ場
   ばれいしょの栽培ほ場

ばれいしょの原産地は南米のペルー、ボリビア付近といわれ、紀元500年頃からアンデス高原で栽培され、インカの重要な食用作物でした。日本では、江戸時代にオランダの貿易船により長崎に持ち込まれ、本格的な栽培が始まったのは、明治以降といわれています。
ばれいしょは、用途によって家庭やレストランで消費される生食用、ポテトチップ等に利用される加工用、片栗粉や麺類の原料に利用されるでん粉原料用の3つに大別されます。国内生産量の約3割を占める生食用品種としては、「男爵薯」、「メークイン」、「キタアカリ」等があります。






男爵薯   メークイン   キタアカリ

<男爵薯>

明治時代に川田龍吉男爵が米国から導入したことから、「男爵薯」と呼ばれており、日本でばれいしょが普及する機会を作った品種。粉質でホクホクした食感が特徴で、粉ふき芋、マッシュポテト、コロッケ等に向いています。

 

<メークイン>

大正5年頃にイギリスから導入され、「男爵薯」と人気を二分しています。表面がツルリとした細長い形状で、皮がむきやすく、粉質で煮崩れしにくいことから、煮物やカレー等の煮込み料理に使われています。

 

<キタアカリ>

北海道の農業試験場で「男爵薯」と「ツニカ」を交雑させ誕生した品種。粉質で食味が良いことから、「栗じゃが」、「黄金男爵」と呼ばれています。肉色は黄色でカロテンを多く含み、ポテトサラダやコロッケに向いています。



 ※資料(写真):独立行政法人 農畜産業振興機構提供


北陸のばれいしょ栽培

ばれいしょの作付面積、収穫量全国におけるばれいしょの作付面積は、7万7,200ha(H28)で、このうち北海道の作付面積が5万1,200haと全国の約7割を占めています。
北陸管内の作付面積は、1,397ha(新潟県647ha、富山県130ha、石川県279ha、福井県341ha)作付けされており、主な産地は、新潟県新潟市、富山県富山市、石川県輪島市、福井県福井市などとなっています。





 

 

                                                                                                                                                 資料:平成28年「野菜生産出荷統計」

 管内の産地情報(石川県中能登以北 丘陵地)

能登赤土馬鈴薯

能登野菜16品目の一つである能登赤土馬鈴薯は、能登やさい出荷協議会(JAおおぞら、JAすずし)が栽培協定・条件を定め、中能登以北の赤土で栽培されている男爵薯で、出荷規格の統一化などの高付加価値化を図って出荷しています。
この赤土で栽培されたばれいしょは肉色が白く、また、夏の昼夜の温度格差が大きいので、でん粉の蓄積が良く、ホクホクした食感があり調理しても煮くずれしにくいそうです。

  • 赤土馬鈴薯に関する情報はこちらから(能登野菜振興協議会へリンク)

 ※資料(写真):能登野菜振興協議会提供

選び方と保存方法

ずっしりと重く、全体がふっくらとして形の良いものを選びましょう。また、皮が薄く、色が均一で、シワや傷がないものが新鮮です。芽が出ていたり、緑化したものは、有害物質のソラニンが生成されているので、避けましょう。ばれいしょは、日光に当たると、緑化してソラニンが生成されるので、新聞紙に包み、通気性の良い暗い所で保存しましょう。5℃くらいの暗所が理想です。
大量に保存する場合は、リンゴ1~2個と一緒にビニールに入れておくと、リンゴから出るエチレンガスが発芽を抑制するので効果的です。日の当たらない通気性の良い場所では、1~2ヶ月の保存が可能ですが、新じゃがは、水分を多く含むため、長期保存せず、1週間前後で使い切りましょう。

  • ばれいしょのソラニンに関する情報はこちらから(農林水産省へリンク)

調理のワンポイント

ばれいしょのビタミンCは、加熱しても壊れにくいので、煮たりゆでたりしても高い栄養価を保ちます。
ゆでる時は、水からゆでると、ほっくり柔らかく仕上がります。皮をむいて切ってゆでる時は、水にさらし、アクを抜きます。丸ごとゆでる場合は、良く洗い皮付きのままゆで、その後に皮をむきます。皮ごとゆでた方が風味が生きます。

 ※資料:独立行政法人 農畜産業振興機構提供

 

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お問合せ先

生産部 園芸特産課
担当者:農政調整官(畑作経営)
代表:076-263-2161(内線3336)
ダイヤルイン:076-232-4314
FAX:076-232-5824

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