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北陸地域における特産作物の生産の概況及び地域特産物マイスター制度について紹介します。 |
北陸におけるそばの作付面積は近年増加傾向で推移しており、農業者戸別所得補償制度の本格実施に伴い平成23年産では6,250haで、福井県が約6割を占めています。主な生産地は、新潟県佐渡市、上越市、十日町市、富山県富山市、石川県志賀町、福井県坂井市、福井市、大野市、あわら市などとなっています。
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☆そば作付面積の推移 単位:ha
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北陸におけるかんしょの作付面積は減少傾向で推移しており、平成23年産では731haとなっています。主産地は石川県金沢市、かほく市、福井県あわら市、新潟県三条市などとなっています。
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☆かんしょ作付面積の推移 単位:ha
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北陸におけるばれいしょの作付面積は減少傾向で推移しており、平成22年産では1,580haで、新潟県が約5割を占めています。主な生産地は、新潟県新潟市、長岡市、石川県七尾市、金沢市、福井県あわら市などとなっています。
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☆ばれいしょ作付面積の推移 単位:ha
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北陸における葉たばこの作付面積は平成12年産では1,353haありましたが、健康増進法制定による健康と喫煙に関する意識の高まりと喫煙規制の強化、たばこ税のアップ、少子・高齢化の進展、さらには耕作者の高齢化等により作付面積は減少し、22年産では新潟県及び石川県で758haとなっています。
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☆葉たばこ作付面積の推移 単位:ha
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北陸の茶は、古くから栽培されており、栽培面積は昭和50年産では389haありましたが大きく減少しました。しかし、近年は横ばいで推移しており、平成23年産では30haとなっています。主な茶産地は、新潟県村上市、富山県朝日町、石川県加賀市で、中でも村上市は新潟県の北端に位置しており、経済的北限の茶として知られています。
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☆茶栽培面積の推移 単位:ha
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北陸のなたね栽培は、富山県高岡市で多く取り組まれており、水稲の生産調整における土地利用型作物として平成10年頃に導入されました。平成12年度にはJAが国の事業を活用して搾油プラントを整備し、生産・加工を一体的にすることで特産化、高付加価値化を図っています。
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☆なたね作付面積の推移 単位:ha
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北陸のハトムギ栽培は、富山県内の氷見市、小矢部市、高岡市、南砺市等が中心で、中でもJA氷見市が平成18年3月にペットボトル入り「氷見ハトムギ茶」を商品開発し、北陸3県のコンビニ等で販売されたことから、急速に生産が拡大しました。近隣JA、市町でも生産が拡大し、この結果、富山県の作付面積は18年産の14.0haから21年産では146.8ha(全国の31%)となっています。
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☆ハトムギ作付面積の推移 単位:ha
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和紙の原料となる作物として、主に「こうぞ」・「みつまた」・「雁皮(がんぴ)」がありますが、北陸地域では「こうぞ」が栽培されています。
北陸の和紙産地は、新潟県の小国和紙(長岡市)、小出和紙(阿賀町)、大沢和紙(魚沼市)、門出和紙(柏崎市)、富山県の八尾和紙(富山市)、五箇山和紙(南砺市)、蛭谷和紙(朝日町)、石川県の加賀二俣和紙(金沢市)、能登仁行和紙(輪島市)、加賀雁皮紙(川北町)、福井県の越前和紙(越前市)、若狭和紙(小浜市)等で、美術用和紙、文化財補修用紙、版画用紙、賞状用紙、日本酒ラベル等多種多様な商品が漉かれています。
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☆こうぞ栽培面積の推移 単位:ha
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全国のオウレン栽培面積は、平成21年産で91.0haで、このうち福井県が90.0haを占め日本一の産地となっています。他に富山県で0.4ha栽培されています。
福井県の産地は大野市で、栽培ほ場は標高800~1,000mのミズナラ、ブナ帯でハンノキ、ウツギ、ヤシャブシ等の生えている緩傾斜地にあることから「越前山オウレン」とも呼ばれています。
石川県小松市は、日本最北端のい草栽培地です。約400年の歴史があり、最盛期の昭和30年には300haの作付面積と1,395戸の栽培農家がありましたが、日本人の生活様式の変化及び中国産の安価な畳表の輸入増加等により作付面積は減少しました。平成21年産の作付面積は2haで、地域の特産品として、また、「小松畳表」という地域の伝統産業として生産が続けられています。
マコモは、中国・日本等に植生するイネ科の多年生草本で、草丈は2mを超えます。茎に黒穂菌が寄生すると、地際の茎が奇形肥大化して「マコモタケ」と呼ばれる柔らかい乳白色の肉質茎ができ、これを食用にしています。石川県津幡町では、水田の転作に適した作物として平成9年に30aで種苗育成を兼ねた栽培を開始し、23年産では、作付面積1.8ha、収穫量6トンを生産する国内有数の産地となっています。
本制度は、地域特産物の生産、加工等の分野で多年の経験と卓越した技術・技能を有し、産地育成の指導者や地産地消活動のリーダーともなる人材を「地域特産物マイスター」として認定・登録することによって、技術の伝承と開発、相互交流と組織化等を進め、地域特産物の振興や地域の活性化を図ることを目的として、(財)日本特産農産物協会が平成12年度に開始し、これまでに全国で222名が認定されています。
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☆北陸管内の地域特産物マイスター認定者(平成24年3月現在20名)
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生産部園芸特産課
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