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よくある質問

 

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バター不足に関する質問

 

バター不足に関するQ&A

 最終更新日 平成27年3月4日

店頭で家庭用バターが不足しているという報道や問い合わせが多くありました。このため、バターが不足している理由やバター不足に対する国の対策及び今後のバター需給の見通し等についてまとめました。

バター不足に関する質問

 1. なぜバターが不足したのですか。

1. 平成25年の猛暑の影響で乳牛に乳房炎等が多く発生したことや、酪農家の離農等で乳牛頭数が減少していることなどにより、生乳(=搾ったままの牛の乳)の生産量が減少したため、バターの生産量が減少し在庫量が大きく減少しました。

バターの在庫量が減少したため、乳業メーカー等は、安定的な供給を続けられるような出荷量に抑制したことや、供給不安等を背景として家庭用バターを中心に購入量が増加したこと(PDF:248KB)等から、店頭のバターが品薄になったものと考えられます。

 

 2. 牛乳が不足していないのに、なぜバターが不足するのですか。

2. 生乳は、非常に腐敗しやすいため、まず最も生鮮性が求められる牛乳や生クリームなどに加工され、最後に保存性の高いバターや脱脂粉乳に加工されています。バターや脱脂粉乳は、生乳が多く生産される時は在庫として積み上げておき、一方、生乳生産が不足する時は、バターや脱脂粉乳の生産を減らす替わりに在庫を放出するといった需給調整弁の機能を持っています。

このような生産構造となっているため、生乳生産量が減少してくると、バターの生産量が大きく減少することになります。

 

 3. バター不足に対し、国はどのような対策をしたのですか。new

3. 今年度、バター不足が懸念されたことや乳業団体からの要請があったことから、国は、合計1万3千トンのバターの輸入を決定し(バター1万3千トンは、25年度の生産量の約2割に相当)、27年2月中にほぼ全量が乳業メーカー等に売り渡されたところです(3月は、残りの142トンが輸入される予定)。

また、昨年11月には、乳業各社に取組の強化を依頼する通知(PDF:25KB)を発出し(平成26年11月27日)、乳業各社は、バターの最需要期である12月のバターの安定供給について最大限努力したところです。

これらの輸入等により、年度内に必要なバターは、確保されたものと考えています。

  

解 説

国が輸入するバターは、主にバラバターとよばれる品質保持期限の長い業務用の冷凍バター(主に25kg)になります。

この輸入したバラバターを国産のバターに置き換えることにより、乳業メーカーは、国産のバラバターに加工されていた生乳を家庭用やポンドバター(業務用・冷蔵バター(約450g))等のバターに回すことができるようになります。このため、現在不足している家庭用バターの製造に乳業メーカーが注力できるようになり、バターの安定的な供給につながります。

なお、国の輸入においては、消費期限の長い冷凍状態のバターを輸入し需給調整を行っているため、通常冷蔵状態で流通している家庭用のバターは、輸入対象としていません。

 

 4. 今後のバター需給は、どのような見通しになっていますか。

4. 今年度(3月まで)については、A3のとおり合計1万3千トンを輸入することとしており、年度内に必要なバターは、確保されていると考えています。

また、来年度(平成27年度4月~)については、既に2,800トンのバターを輸入することを決定(平成27年1月23日)するとともに、国家貿易によるバターの輸入に係る運用方針(PDF:84KB)を新たに公表しました。今後は、この運用方針に沿って、5月及び9月に輸入の必要性・輸入が必要である場合はその数量を決定することとしているところです。

今後も生乳生産や需給動向を注視しながら、製造者や需要者等の関係者の意見を聞きつつ必要に応じて適時・適切な対応をし、バターを始めとする乳製品の安定供給がなされるよう引き続き努力してまいります。

 

 5. バター生産に必要となる生乳の生産は、どのような見通しになっていますか。new

5. 生乳生産は、現在、回復傾向で推移しており、27年1月については、バター等乳製品の多くを生産している北海道では、前年を上回る水準まで回復しています(対前年同月比:100.9%(牛乳乳製品の生産動向)。また、27年度についても、(一社)Jミルクの見通し(PDF:1,335KB)によると、北海道では26年度を越える生乳生産量(26年度比:101.3%)が見込まれているところです。国としても、増産に向けて、生乳生産基盤の回復のための様々な対策を実施することとしています。

 

関連資料

 

お問い合わせ先

生産局畜産部牛乳乳製品課
担当者:(需給関連)価格調査班 林、早坂
代表:03-3502-8111(内線4934)
ダイヤルイン:03-6744-2129
FAX:03-3506-9578

生産局畜産部牛乳乳製品課
担当者:(輸入関連)需給班 藤岡、杉若
代表:03-3502-8111(内線4930)
ダイヤルイン:03-6744-2129
FAX:03-3506-9578

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