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今日の「なつぞら」畜産部解説

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7月19日(第95回)酪農を支える「酪農ヘルパー」

 酪農ヘルパーのイメージ画像
画像はイメージです。(出典:(一社)酪農ヘルパー全国協会)

(解説)

東京にやってきた泰樹さん。今頃、柴田牧場では留守番の皆さんが泰樹さんの分まで牛の世話に精を出していることでしょう。ところで、柴田牧場には戸村親子がいますが、一家で出かける時、牛の世話はどうするのでしょう。まさか、搾乳やえさやりを休むわけにはいきませんね。こんな時、酪農家に頼りにされるのが「酪農ヘルパー」です。酪農ヘルパーは、酪農家が休みを取る際に、酪農家に代わって搾乳や牛の世話をする専門的な職業です。酪農は休みが取りにくい仕事ですが、酪農ヘルパーの活躍により状況は改善しており、現代の酪農になくてはならない存在なのです!!
(参考:(一社)酪農ヘルパー全国協会(外部リンク)

5月21日(第42回)乳製品×カレー×仏教

カレーライスの画像
画像はイメージです。

(解説)

今回はバター×カレーの組み合わせが登場しました。 コクがあって美味しそうですね。カレーの本場インドは、生乳生産量世界一(日本の約25倍!)の乳製品大国。バターをはじめ、多くの乳製品が生産されています。また、インド発祥の仏教と乳製品にも深いつながりがあり、お釈迦様が悟りを開いたきっかけは厳しい修行の中で食べた乳粥だったという逸話があります。さらに、「醍醐味」の語源が仏教にあることをご存知でしょうか?仏教の経典において、乳製品の中で最高の美味とされているのが醍醐(チーズかバターオイルのようなものとされています)で、ここから「深い味わい」や「本当の面白さ」を意味する言葉になりました。

5月17日(第41回)生乳の温度管理

バルクーラー
画像はイメージです。(出展:オリオン機械株式会社HP)

(解説)

今日の放送では、なつが搾乳した生乳を水につけて冷やしていましたね。搾乳したばかりの生乳は、牛の体温(38~39℃)に近い温度です。生乳は栄養豊富で腐敗しやすいことから、品質を保つためにはできるだけ早く冷やす必要があります。現代では、各酪農家がバルククーラーという生乳の冷却用の機械を持っており、たくさんの生乳を低温(4℃程度)で保管することができます。このバルククーラーは昭和40年代前半には、水流で冷却するタイプが登場し、昭和40年代後半になると、現在のような電気で冷やすタイプが開発されました。美味しい牛乳を届けるために、酪農家をはじめとする関係者は温度管理にとても気を配っているのです。

5月16日(第40回)家庭でかんたん乳和食

石狩鍋
今晩のおかずにいかが? 画像はイメージです。(出展:一般社団法人北海道乳業協会)

(解説)

今日はおいしそうな牛乳料理が登場しましたね! なかでも石狩鍋と牛乳の組み合わせに驚いた方が多かったのではないでしょうか。 このミルク石狩鍋は家庭で簡単に作れるので、ぜひお試しください!
参考:(一社)北海道乳業協会ミルク石狩鍋(外部リンク)
このように、和食に使用する味噌や醤油などの塩分量の多い調味料を減らしても、牛乳を組み合わせることでおいしく食べてもらえる調理法を「乳和食」といいます。 乳和食を活用すれば、おいしく減塩ができ、日本人に不足しがちなカルシウムを補うことができます。 レシピもたくさん公開されているので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
参考:(一社)Jミルク乳和食サイト(外部リンク)

4月26日(第23回)牛の胃

牛の胃の構造図
画像はイメージです。

(解説)

牛の胃は4つもあります。もっとも大きい胃は食道から真っ先に入る第1胃で、成牛では120リットルもあります。第1胃にはたくさんの微生物が共生しています。この微生物の働きと、胃の中身を戻して何度もかみ砕くことを反芻(はんすう)と言い、草のような繊維質の多いエサを栄養素として利用できる形に変えます。第2胃では胃内の発酵により生じたガスの除去、第3胃では水分の吸収、第4胃は人間の胃と同じように消化酵素の分泌を、それぞれ行っています。焼肉屋さんでは、諸説ありますが、第1胃はミノ、第2胃はハチノス、第3胃はセンマイ、第4胃はギアラや赤センマイと呼ばれています。

4月25日(第22回)幸せの四つ葉のクローバー

クローバー写真
画像はイメージです。

(解説)

クローバーは、公園や道ばたにも生えているポピュラーな植物です。葉の数は普通3枚ですが、まれに4枚のものがあり、見つけると幸運が訪れると言う人もいます。このクローバーですが、牛が大好きな牧草でもあるのです。他の牧草に比べタンパク質を多く含み、カルシウムなどのミネラルも豊富です。酪農家さんは、自然に生えているクローバーを牛に与えているのではなく、牧草地に種をまき、肥料を与え、栄養が最も多くなる時期を狙って収穫するなど、おいしい牛乳が搾れるよう心を込めて大切に育てています。牛は四つ葉のクローバーを見つけても、押し葉にせず食べてしまいますが、それでも幸運が訪れる・・・でしょうか?

4月22日(第19回)日本学校農業クラブ(FFJ)ってなに?

FFJ
画像はイメージです。

(解説)

今日の放送ではなつ達がFFJの歌を歌っていましたね。FFJとは高校で農業を学ぶ生徒の組織。学校内での農業学習はもちろん、地域社会と連携した活動もあります。秋には全国大会があり、農業高校の甲子園といわれているんですよ。今回は、ドラマの舞台・十勝の帯広農業高校ホルスタインクラブの活動を紹介します。メンバーは牛好きの集まり。体型を競う共進会に出品する牛の手入れや調教をしています。牛との信頼関係が大事で牛を連れての散歩もしています。天気の良い日には、1,500mの道のりを散歩しているんですよ。将来、日本の食料を支える酪農家になるため頑張っています!
なお、NHKでは、「みんなでつくる!『FFJの歌』」の投稿も募集しているそうです。https://www.nhk.or.jp/sapporo/natuzora/ffj/〔外部リンク〕

4月19日(第17回)牛のゲップで地球温暖化を考えよう

気候変動と農業技術国際シンポジウム
画像はイメージです。

(解説)

柴田牧場の牛もだいぶ増えましたね。ところで皆さんは、地球温暖化に牛のゲップが関係していると聞いたことはありますか?反芻動物(牛、羊、山羊、鹿、ラクダなど)の胃では、微生物が働いて草が消化されますが、このプロセスで「メタン」という気体が発生し、ゲップとなって出てくるのです。このメタンは、地球温暖化に影響を与える気体で、牛などのゲップからの温室効果ガスは、全世界の排出量の約5.5%を占めています。農水省では5月13日(月曜日)に滋賀県で、中学生以上の方を対象に、メタン削減等の農業技術について国際シンポジウムを開催します。参加申込みはこちら

4月16日(第14回)サイロって何?サイレージって何?

サイロ写真
画像はイメージです。

(解説)

天陽君の牛のエサの今後が、気になりますね。ところで、草木も枯れる冬の間、牛は何を食べているのでしょう?北海道では冬の間牧草地は雪に覆われるので、冬が来る前に収穫した牧草を食べています。北海道には東京都2つ半分の牧草地があるんですよ。サラダを放っておくとおいしくなくなってしまいますよね。おいしさを保ったまま牧草を長い間保存するためにどうしているのでしょう?答えは、ドライフルーツのように乾燥させるか、漬け物のように乳酸菌の力を借りて発酵させています。牧草をサイレージと呼ばれる漬け物にするための、いわば漬け物樽がサイロです。昔は円筒型のものが多く使われましたが、近年では、ラップに包むことによりサイレージをつくることが多くなっています。
*家畜飼料の種類についてはこちら(PDF:408KB)

4月15日(第13回)牛の難産

牛の難産
画像はイメージです。

(解説)

今日はとてもハラハラしましたね。現在日本で飼われている乳用牛では、出産の際に約4%の割合で難産が発生しています。難産の発生率を下げるためには、母牛の体調管理が重要です。母牛は2度目の妊娠以降は、生乳を出しながらお腹の胎児を育てます。生乳を出し、胎児を育てるために必要な栄養が過不足なく与えられないと、母体は痩せすぎたり太りすぎたりします。痩せすぎは生乳生産量の低下、太りすぎは難産になりやすいです。このため、牛の見た目をボディコンディションスコアという基準で点数化して、栄養状態を評価しています。ちょうどよい栄養状態になるように、エサの質や量を調整することが重要です。

4月12日(第11回)北海道農業を支えた馬

ばんえい競馬
画像はイメージです(「ばんえい競馬」の一コマ。写真提供:帯広市HP)。

(解説)

今回のテーマは馬です。北海道の広大な大地を開拓した先人の苦労は計り知れないものですが、忘れてはいけないのは、主に農耕用として活躍した馬の存在ではないでしょうか。馬といえばサラブレッド(体重500キロ程度)を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、当時の北海道の農業を支えたのは、ばん馬と呼ばれる大型の農用馬でした。(ブルトン種、ペルシュロン種等、体重は1トンを超えるものもいます。)現在、その姿は帯広市の「ばんえい競馬」で見ることができます。鉄そりを引きながら、砂山の障害を越える姿は、自然と声援を送りたくなります。十勝を訪れる際は、ばんえい競馬場にも足を運んでみてはいかがですか。

4月11日(第10回)バターは食用じゃなかった!?

ホットケーキ
画像はイメージです。

(解説)

今日はなつがバター作りに挑戦です!ホットケーキやじゃがバターなど、バターは今では欠かせない乳製品ですね。なつの周りもそのおいしさに驚いていましたが、古代ギリシャやローマ帝国の時代には、バターは食用というより傷薬や美容クリームとして使われていたことをご存知でしょうか。その後食用としての用途が広がり、中世ヨーロッパ時代にバターは上流階級のもの、贅沢なもの、というイメージができていきました。なお、日本のバターの年間消費量(一人あたり)は0.6kgですが、世界1位のフランスは8.2kg。実に14倍もの違いがあります。

4月5日(第5回)乳牛の基礎知識

ホルスタイン種
画像はイメージです。

(解説)

今日は乳牛の基礎知識を紹介します。なつの牧場で飼われている白黒の牛はおそらくホルスタイン種で、我が国の乳牛もほとんどがこの品種です。原産地はオランダと言われ、世界各地に広く分布しています。母牛の体重が500~800kg程度で、1回のお産で普通は子牛が1頭、40kgくらいで生まれます。なつの生きていた当時の記録は残っていませんが、母牛1頭あたりの年間生乳生産量は4,000kg程度と推測されます。現在の日本では飼い方の改善や牛の育種改良が進み、年間1頭あたり平均で8,500kgもの生乳を生産しています。

4月4日(第4回)アイスクリームの歴史

あいすくりん浮世絵
画像はイメージです(日本初となるアイスクリームのお店(横浜馬車道)を描いた浮世絵。
出展:一般社団法人日本アイスクリーム協会「 日本アイクリーム史」)。

(解説)

なつの食べていたアイスクリーム、とってもおいしそうですね!日本初となるアイスクリーム、「あいすくりん」が発売されたのは明治2年のことでした。当時はレストランで提供されるなど、まだまだ高級品でしたが、大正時代半ばから次第に家庭でも食べられるようになりました。 物語の舞台となった昭和20~30年代は、カップアイスやアイスクリームバーが商品化され、子供たちに大人気となり始めた時代です。このころ発売されたアイスクリームには、今でも愛されているロングセラー商品も。ちなみに「あいすくりん」は1つ50銭。当時の白米10kgが55銭という記録があり、まさに高嶺の花だったと言えるでしょう。

4月3日(第3回)牛は何を食べるの?

十勝の放牧風景
画像はイメージです。

(解説)

乳を搾るための牛(乳牛)はどれくらいの体重があると思いますか?個体差はありますが、大人の乳牛で600kg以上あります。 その大きな体の健康を維持し、さらに毎日乳を生産するためには、飼料がとても大切です。 本編でも描かれていたとおり、乳牛は草地で生育している草や、刈り取った後に乾かした干し草などを食べますが、乳の生産に必要な栄養を摂取するため、とうもろこし等の穀類やビートパルプ(砂糖大根の絞り粕)なども食べています。 栄養が多すぎても足りなくても牛は病気になってしまうので、当時も今も酪農家は牛をよく観察しながら、与える飼料を工夫しています。

4月2日(第2回)牛乳はおいしい

十勝の放牧風景
画像はイメージです。

(解説)

今日の「なつぞら」では、なつが柴田牧場で搾りたての牛乳を飲んで「おいしい!」と感動していました。 搾りたてといっても、もちろん煮沸してあると思いますが・・というツッコミはさておいて。 牛乳はとても身近な飲み物ですが、工業製品ではなく、生き物である乳牛が自分の体の中で作るものです。ですから、野菜や果物と同じように、産地や季節などによって味や匂いが少しずつ違います。牛が食べるエサによって風味が変わったり、夏は乳牛が水をたくさん飲んで乳脂肪分が低くなったりするのです。また、加熱殺菌の温度や方法によっても風味が変わります。昭和21年、十勝の乳牛から搾った牛乳はどんな味だったのでしょうね。

4月1日(第1回)「なつぞら」畜産部解説始めます

乳牛の放牧風景画像
画像はイメージです。

(解説)

いよいよ本日より、朝のNHK連続テレビ小説「なつぞら」が始まりました。舞台は北海道十勝であり、酪農のシーンも登場します。今後畜産部では、ストーリーに併せて、畜産や酪農について、豆知識となるような独自の解説をしていきます。どうぞお楽しみに。

お問合せ先

生産局畜産部畜産企画課(生産局)

代表:03-3502-8111(内線4895)
ダイヤルイン:03-3502-5979
FAX番号:03-3501-1386

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