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農林水産省

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食料・農業・農村政策審議会 家畜衛生部会 第28回牛豚等疾病小委員会

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 1.開催日時

平成 30 年 9 月 10 日(月曜日)15 時~17 時 20 分

2.開催場所

農林水産省第1特別会議室

3.出席委員(50 音順、敬称略)

臨時委員:佐藤 真澄、立花 智、津田 知幸(委員長)、中島 一敏
専門委員:有川 彰信、入江 正和、小渕 裕子、芳賀 猛、 山川 睦

4.議題

岐阜県における豚コレラの発生事例について

5.概要

(1)発生農場周辺における防疫措置の強化継続

「豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、引き続き、当該農場の周辺区域における消毒ポイントの設置等、必要な防疫措置を実施・継続すること。

(2)疫学調査の実施継続

今回の発生の原因となった豚コレラウイルスの侵入推定日が特定できていないことから、ウイルスの侵入時期を幅広く推定して、関連農場の特定、発生原因の究明のための疫学調査を継続すること。

(3)関連農場の監視継続

今回の発生農場と接点があるとされた農場について監視対象農場とし、豚コレ ラ陰性が確認されるまでの間、清浄性確認検査を実施すること。万が一、検査陽性となった場合は、豚等の移動制限、詳細な検査等を実施すること。

(4)病性鑑定を実施する上での留意点

今般の発生事例において、実施された蛍光抗体検査及びPCR検査の結果が一致しなかったことから、今後は、これまでも全国で実施している病性鑑定において、当分の間、両方の検査を実施すること。また、豚コレラを疑う臨床症状が確認された場合、併せてアフリカ豚コレラの検査も実施すること。

(5)原因となったウイルスの性状解明

今般の発生の原因となったウイルスについて、性状解明のために必要な研究を実施すること。

(6)疫学調査チームの現地調査概要

平成30年9月9日に実施した現地調査の結果、以下のことを確認した。

1 農場の周辺環境

(1) 当該農場は、山林に囲まれた平野部に位置し、周辺は田畑や小規模な林に囲まれているが、農場の前後に一般道路が接している。農場の敷地にフェンス等はなく、豚舎は直接、道路や田畑に接している。
(2) 当該農場には2階建ての豚舎一棟があり、豚舎に飼料タンクと堆肥置き場が隣接していた。

2 管理人及び従業員

(1) 当該農場の飼養豚の管理は当該農場の農場主が行っており、従業員の雇用は行われていなかった。管理者は、飼養豚への飼料の給与や豚舎の清掃などの飼養管理の他、母豚への人工授精の実施、肥育豚の出荷、堆肥の運搬なども自ら行っていた。
(2) 管理者の海外への渡航歴は認められなかった。

3 農場の飼養衛生管理

(1) 農場の出入口には踏込消毒槽が設置され、また、農場の出入口には動力噴霧器が設置され、車両消毒を実施していたとのこと。
(2)農場で診療する獣医師専用の長靴が整備されているとのこと。
(3) 豚舎横には飼料タンクが設置されているが、数日前に飼料搬入口のふたが破損し、降雨により飼料が濡れたため全量を廃棄しており、また、飼養豚に異常が認められていたことから、新たな搬入も停止していたため、タンク内は空であった。
(4) 農場の糞便は農場内の堆肥舎に運搬されたあと、およそ週1回、農場が所有する運搬車で共同堆肥場に運搬されていた。
(5) 農場で生じた死亡豚についても、農場内の堆肥場に運ばれ、糞便と混ぜられた後、共同堆肥場に運搬されていた。
(6) 共同堆肥場では、入り口には消毒用の消石灰が散布されていたが、出口では消毒が行われていなかった。

4 飼養豚の状況

(1) 立ち入り調査時には、一部で飼養豚の殺処分が開始されていたが、未処理の豚の飼養状況を観察することができた。
(2) 豚房内で複数頭が飼養されている子豚や肥育豚では、豚房内の1か所に生残豚が集まってうずくまる傾向が認められた。
(3) 一部の豚で、腹式呼吸、発咳や振戦が認められた以外は、外貌の明らかな臨床症状は認められなかった。

5 野鳥・野生動物対策

(1) 豚舎は古く、壁面の多くのか所に破損が認められた。また、農場開口部に設置されていたというビニールカーテンは、最近の強風により飛ばされてしまったとのことであった。
(2) 堆肥舎は道路に面しており、野生動物等の侵入を防ぐためのフェンス等は設置されていなかった。

 

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:山野、伴
代表:03-3502-8111(内線4582)
ダイヤルイン:03-3502-8292
FAX番号:03-3502-3385

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