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農林水産省

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食料・農業・農村政策審議会企画部会(平成30年4月12日)議事概要

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1 日時:平成30年4月12日(木曜日)15時00分~17時00分

2 場所:農林水産省 講堂

3 出席委員:大橋企画部会長、大山委員、栗本委員、近藤委員、佐藤委員、染谷委員、髙島委員、中嶋委員、中家委員、三輪委員、柚木委員、伊藤委員、十倉委員

農水省から白書(案)、内閣官房からTPP協定の締結に伴う改正法案の概要について説明を行い、その後の各委員の主な発言は以下の通り。

(伊藤委員)
  • 全体として、農業の新しい明るい話題が増えていることがわかり、よくまとまっている。特に、若手農家の特集では、農業の未来を感じることができる。農地集積、規模拡大、販売金額の拡大、新規就農者の増加、女性の活躍、仕事の役割分担により労働の効率化・働きやすい職場につながる農業法人等への組織化、労働負担の軽減につながるデジタルの先端技術の進歩など、新しい農業の光が見えており、10年後が楽しみ。このような明るい情報を知った若者が新規就農者になるとともに、消費者が農業の支援者・応援者になってくれると思う。
  • ところが残念なことに、こうした明るい情報が国民に届いていない。白書の主たる役割は、政府の施策の現状を国民に周知させることであり、国民にどうコミュニケートするかが大きな課題である。当方の仕事でいうと、半分が商品を作ることであり、残りはコミュニケーションである。国民がどう理解したか、PDCAサイクルを回すことが大切であり、新しい効果的な情報提供を考えてほしい。マスコミへの情報提供については、書きたいと思われる内容をいかに出すか、効果的広報を考えてほしい。

(大山委員)
  • 当方の問題意識は、日本の生産年齢人口が減少していき、他産業との人手の取り合いが避けられない中、農業の人材確保をどうするかという点だが、今回新しいデータとして若手農業者についてきちんと特集の中で打ち出しており、具体例もいくつも入っていて良い。
  • 家族経営、集落経営、法人、異業種参入、中山間、土地利用、果樹、酪農と、農業経営のあり方は様々である中、色々な現状がデータとともに過不足なく盛り込まれていて良いと思う。
  • 広報については、売り、狙い、新しさの3つを30秒で簡潔に本質を伝えることが重要。現在、ネット時代で情報が氾濫する中で、国民の意識の琴線にどう触れるかが重要。記者ブリーフィングされる方は大変であるとは思うが、国民にしっかりと周知できるよう頑張ってもらいたい。

(栗本委員)
  • リスクやネガティブな要因を提示した上で改善の道を示すとともに、データ、事例、コラムも面白味があり、実態がわかりやすい白書になっている。
  • 特集、P120の担い手のページでは、新規就農者が増えていること、若手もやる気があることが見えてくるが、5年、10年先はどうなっていくのかは見えない。自分自身、就農して9年目であるが、就農年数や結婚などのライフステージの変化によって、働き方や売上・所得に対する考え方が変わった。経営者・雇用者も、考えが変わってくると思うので、継続してアンケートを行ってはどうか。
  • 高校時代から農業を志していたが、委員になるまで農業白書を手に取ったことがなかった、ということが最大の問題点。国民の皆さんも同様と思う。広くしっかりと消費者、生産者、農業関連の全ての人に行き渡るような工夫が必要だと思う。

(情報分析室長)
  • 共通のご意見は、広報をしっかりやっていくべきということ。農水省のホームページ上に掲載するだけでなく、メールマガジンやSNSを使って積極的に発信していく、そして農水省の公報誌を始め、できることを考えながら広報を強化していきたい。消費者団体を通じたパンフレットの配布、マスコミへの情報発信についてもしっかりと取り組みたい。
  • アンケートの継続については、毎年継続的にやるのがいいのかどうか、やるとしても工夫や改善が必要。

(近藤委員)
  • 高齢化・少子化に伴う構造変化が、食料自給率にどう影響していくのかについては、国民が気にしていることであると思うので、配慮して発信してほしい。
  • できるだけ広く皆さんの目に触れるように、色々な手段を使って農業の現状、今後の課題の理解が深まっていけばいいなと思う。

(佐藤委員)
  • 白書の内容をより多くの人に周知する必要があるが、高校生の時から農家を目指し、現在就農18年目の自分でも、白書を手に取ったのは今回委員になって初めてである。経営している観光農園でも、パンフレットを作成し、手元に残さないよう積極的に露出を図っている。白書も国民に広く知ってもらうことが必要。
  • 継続的なアンケートにより、回答する側としても、1年前に自身がどのような考えであったかを気付く機会になれば良い。

(染谷委員)
  • 今後消費者にも白書の内容を届けたいとの農水省の姿勢は歓迎。
  • 20年以上前に「今後は何を作るかよりも何を与えるかの時代」との言葉を聞き、自身で便りを作り顧客に渡しているが、デジカメの普及で写真を入れ込むなど改善もしてきた。同じ頃、ある評論家が「都市近郊で米や野菜を作るから宅地が高い」、「農産物は輸入すればもっと物価が安くなる」といった農業批判を展開していたが、地元の商工会議所がその評論家を呼んで講演会を行ったところ、その後、商工会議所の会頭が、「これからは農産物は輸入した方が良い」と言った。評論家の考えは工業製品の輸出を盛り立てる一つの方法であったと思うが、会頭が考えを変えたように、世論作りをしており、悔しかった。そうしたことからも、農業を一般に知ってもらい、応援してもらうことが大事である。自身も市内の消費者団体との付き合いがあるが、来週の総会等の場で白書の概要版等を配布できるのであれば配布したい。
  • 農業者の3分の2を占める65歳以上の者が今後リタイアするが、その際に困るのは消費者である。そのことを訴え、今後の食料について考えてもらう必要があると思う。

(十倉委員)
  • 白書は大部で専門家しか読まないと思われ、「概要」を作るのは良い。「若手」、「強い」などポジティブな内容であり、国民の農業への関心が国内的にも国際的にも高まっている中、概要を活用して広報を進められたい。
  • 若手農業者アンケートを見ても労働力の不足は一番の課題である。これは農業に限らず、全産業で共通である。国内の供給も需要も減少している中では、生産性を高め、高付加価値化を図り、海外に打って出るしかない。
  • この意味で農業と相性の良いドローンやITを取り上げたのは良い。また、農業と相性の良いもう一つの先端技術はバイオゲノムである。白書でもゲノム編集を取り上げているが、日本では遺伝子組換えにはナーバスであり、社会的受容性が重要である。農業はIT、バイオ等で生産性向上、高付加価値、グローバルへの進出を進めてほしい。
  • 6次産業化は、生産のみならず、流通・消費・輸出等とのデータの連携が大事であり、白書でもデータ連携基盤プロジェクトを取り上げてもらっているが、今後とも幅広いデータ連携を進めてもらいたい。
  • オリパラは農業が大きく飛躍する機会であり、その意味でも意義のある白書になると期待している。

(情報分析室長)
  • 今回のwebアンケートは無記名で実施。経年変化の調査は、回答者が名前等の個人情報を出すことを嫌うので難しい。今後の課題として受け止めさせていただく。
  • 高齢化等の厳しい状況については、生産年齢人口が減ってきたことや、農業労働力の4割を担っていた昭和一桁世代が第一線から退いたことを明記。
  • 白書のPRについて、ターゲットの1つは大学生。私が着任してから説明会を行う大学数を増やした。今後もできる限り大学に足を運び、農業の姿を丁寧に説明していきたい。
  • IT、バイオ、データ連携基盤については、今後も取り上げていくべき課題と認識。

(技術総括審議官兼技術会議事務局長)
  • 先端技術の取組については、スマート農業等の生産現場への活用を進めているところ。生産性の向上のため先端技術の導入・実用化に引き続き積極的に取り組む。
  • 近年のデジタル技術の開発により、ゲノム情報の解読のスピードが著しく向上している。また、バイオとAI等との組み合わせにより、育種の手法について、様々な可能性が出ており、そういったものも引き続き進めたい。
  • データ連携基盤の流通・消費等への拡大については、研究開発プロジェクトとして進めて参りたい。

(中嶋委員)
  • スマート農業の推進について、読み応えがあると感じた。昨年はトピックス、今年は通常章ではあるが、一段とレベルアップした内容が書かれていて、技術の進歩は早いと感じた。昨年、制度的課題を書き込んでほしいと質問をしたが、今回はそこにも踏み込んで記述している。GFSIの会議に出て感じたのは、ブロックチェーン技術をサプライチェーンマネジメントに適用するという話もあった。IoTは、農業だけでなく、食料や農村の問題にも関わってくるので、来年度はそうした包括的な技術の話も盛り込んでもらいたい。
  • 白書を読んでいてわかりにくいのは、基本法の枠組みに沿った構成になっていることで、自分の知りたいことがちりばめられてしまっている。概要も同様。テーマ別インデックスのようなまとめ方をした概要があった方がいいのではないか。
  • コミュニケーションのあり方は、年齢別で違う。高齢者は見開きのパンフレットで文字が大きく書いてある方が良いと思うが、デジタル世代は、検索ができるなど、調べ方のわかりやすい仕掛けを作った方が良い。全体像は目次を見ればわかるが、目次には一般になじみのない言葉が使われており、そこから入るのも難しい。
  • 29年度に起こったことの記述が必要だが、種子法廃止が本文の動向編に書かれていない。主要農畜産物の部分で一言触れた方がいいのではないか。

(中家委員)
  • 指摘を反映いただきありがたい。今回のアンケートはwebサイトを通じた不特定多数を対象にしている。白書は年に1回出す重要な公文書なので、今後、そこに載せるアンケートは、ある程度対象が特定された中で行う方がいいのではないか。今回の方法は少し違和感がある。
  • 自給率45%をどういう形で達成するのか、プロセスをもっと丁寧に提示してほしかったという思いがしている。今回、白書を消費者に配るのであれば、関心があるのは食だと思う。食料安全保障について、将来に向けてこういう道筋でやっていくという書きぶりをもう少し丁寧にしていただければありがたかったという思い。
  • 産出額が2年連続増加と書いてあるが、産出額が高まったから生産基盤が強くなったわけではない。国民に、農業が重要と認識いただけるような発信をしてほしい。

(髙島委員)
  • 食料安全保障と産業振興の話が混在していてわかりにくいと感じた。食料の安定供給のすぐ後にグローバルマーケットの戦略的開拓が出てくるのは、ごっちゃになりやすい議論をごっちゃにしたままで、せっかく全体的なコンテンツはいいだけに、少しもったいないと感じた。
  • 全体的トーンについて、農業が厳しいことを伝えた方がいいのか、農業がイケていることを伝えた方がいいのか、白書としてのトーンの持って行き方が重要。人は盛り上がっているところに集まりがちで、農業がヤバいから助けたいという人は少ない。日本農業の力強さ、素晴らしさ、改善の進捗を前面に出した方が、農業以外の人、若手も農業に来てくれると思うので、明るくした方がいいと思う。
  • 他の国は自分たちの農業をどうアピールしているのかと思い、外国の農水省のようなところのHPを見てみたが、フランスが良いと思った。世界やEUの中でフランスが1~3位に入っている農産物等を見せていて、わかりやすかった。農水省の他国の農業を紹介するページを見ると、他国のことは書いてあるが、日本の農業の相対的に優れているところがわかりにくかった。今後の課題になると思うが、初めて白書に触れる人にとって、そういう基礎的なデータがあった方が入りやすいのではないかと思った。

(情報分析室長)
  • 基本計画に沿ったまとめ方が読者にとってわかりにくくなっているのではという指摘については、次回以降の白書の宿題として受け止めさせていただく。
  • 進んでいるところを発信すべきという意見とともに、厳しいところも発信し応援してもらうべきとの意見をいただいた。発信の相手に応じてどちらもその通りと考える。バランスのとれた丁寧な発信をしていきたい。
  • 他国のアピールの点については、次回の白書に向けどのように活かしていけるのか、今後の課題として受け止めさせていただく。
  • ブロックチェーン技術等の新技術の話をいただいたが、今後の白書に最先端の技術を盛り込み紹介していきたい。
  • アンケートについては、どのように行うのがいいのか勉強していきたい。
  • 自給率の書き込みは、次回白書に向けての宿題として受け止めさせていただく。

(技術総括審議官兼技術会議事務局長)
  • 技術開発の関係について、内容的にも記載の仕方がレベルアップしたというポジティブなコメントをいただいた。制度課題についても、自動走行についての安全確保のためのガイドライン、またドローンの規制、あるいはバイオ技術に関して、社会的受容性を高めるためのアウトリーチ活動などを取り上げた。また来年度以降しっかり充実させていきたい。
  • ブロックチェーン技術については、データ連携基盤対象を流通、あるいは消費に拡大していく中で、例えばトレーサビリティーといったものの確認を、ブロックチェーン技術でできないかという発想もあるので、そういったものを進める中でまた今年度、記述の充実に努めたい。

(政策統括官)
  • 29年度に具体的に行った施策としては、競争力強化プログラムに基づいて行った法制度の整備であることから、29年度に講じた施策において種子法の廃止について形式的に記述している。一方、政策的な内容については、28年度白書の冒頭の特集において、農業競争力強化プログラムについて丁寧に記述している。今後の動向については、法施行が本年4月1日なので、政策の狙いである官民の統合力を挙げた種子の開発供給の実際の動きについて、おそらく次回以降の白書において実態を記述していくことになるのではないか。

(三輪委員)
  • 様々な指摘事項を反映いただき感謝。白書を読んでいただく農業者や消費者へ「日本の農業が新しい時代に入っている」というメッセージをきちんと伝えることができるような前向きな白書ではないかと評価している。決して日本の農業はバラ色ではないので、モチベーションを下げない範囲の言い方で、厳しいことや外部からのリスクも正確に伝えることは白書の義務である。今年の白書はそういった意味で個人的にはいいバランスがとれていて、読み応えのある充実した白書になったと考える。
  • スマート農業については、クリスパーキャス9等について私自身も内閣府SIP次世代農林・産業創造技術のサブプログラムディレクターとして北大の野口教授とともに引っ張っている立場である。バイオ分野やスマート農業分野に関して、別所局長等からご指導いただきながら、技術的なシーズやどう役にたったという事例まで含め、次の白書に出せるような形でやっていきたいと思うのでここで改めて決意表明させていただく。
  • PRについて、これだけメッセージに富んだ白書が、そのまま発行されました、WEBに掲載されました、だけではもったいない。それぞれ届けたい相手に対してどういった策を講じていくのか、広報戦略を改めてご検討いただきたい。白書というのは、農水省やこの部会が伝えようとするメッセージが100%共感できるものとは限らない。いろんな方からの考えや反対意見を含めて反応をもらうことで次の政策やメッセージが出てくるものだと思うので、書籍発行やWEB掲載だけでなく、SNSを使うとか、白書をテーマとしたシンポジウムや地域セミナー等のリアルな場所とか、意見や要望を受け取れるようなシステムを作っていただきたい。それがまた次の白書の糧になると思う。
  • 小山内室長から各地域の大学等で説明いただくとの話があったが、是非お願いしたい。また、私を含めて部会の委員が白書の伝道師としての役割を担うべきだと責任感を皆さんもっておられると思うので、もっと委員を使ってもらいたい。最近、新しい商品を出すときもインフルエンサーマーケティングといった形で影響力のある人から情報を流してもらう戦略もある。多少メッセージがゆがんだり、バイアスがかかることもあるとは思うが、トップダウンで伝えるだけでなく、人づてでよりリアルな形・自分事として伝えていただくと効果的。そういった手法をとるに値するようないい白書になっていると思うので、これまでのプラスアルファで是非チャレンジングな広報活動をしてほしい。

(柚木委員)
  • 農業・農村が抱える光と影をそれぞれ深く掘り下げていただいていると評価している。
  • 白書の広報・活用という意味でも、我々農業委員会組織としても、担い手への農地集積等のための地域での話合いや認定農業者等との意見交換などいろいろな場を持っているので、次の農業構造の改革に結びつくような議論を生むためにもこの白書で分析されているようなものをピックアップしながら現場の話し合いの中で使わせていただきたい。現場では後向きな話になることも多いが、事例などを基に前向きな議論が広がっていけばいいと思う。我々の一つの課題として認識し、しっかりやっていきたい。
  • 白書で取り上げていただいているが、農政の推進体制は重要な課題。とりわけ市町村職員が減少しており、その内訳を詳しく見ると嘱託、再任用、兼任などいろいろな層がいる。人数が減る中より効率的な農政の推進という観点でどう進めていくのかという分析も考えていく必要。
  • 認定農業者の過半が60歳以上となる中で、大半を占める家族経営における経営継承をどうしていくのかは重要な課題。認定農業者が減っていくことが予想される中、積み上げてきた農業経営の成果を次の世代にどう引き継いでいくのかが重要。家族で引き継げなければ、第三者への継承など色々な展開があるが、もう少し掘り下げて分析し、地域全体として活性化するような対応が必要ではないか。
  • 新技術の話も現場では関心が高い。生産性の向上のための新技術の開発も重要だが、中山間地域の美しい農村風景を残していくとなれば、画一的な圃場整備をする訳にもいかない。労働力がない中で昔ながらの棚田ような地域でも安心して農作業ができるような新技術の開発もどう進めていくべきかといった検証も必要。

(有田委員(大橋部会長が代読))
  • 白書は、大変分かりやすく農業の現状が理解できるものになっている。
  • HP上で、音声で伝える工夫をされていること等も今回知る事となったので伝えていきたい。

(大橋部会長)
  • タイトなスケジュールにもかかわらず各委員にはご尽力いただき感謝。
  • 委員の皆さんの発言を丁寧に反映いただけたと思う。十分に反映できないところもあり将来の課題の部分もあるが、今後よりいいものにしていただく上で、各委員のご意見を受け止めていただければと思う。
  • 広報のPDCAをどうしていくかという点で、部数だけでない成果をどう捉えていくのかが課題。例えば、どの記事がどれだけ読まれたのかがわかれば、読者の関心を知ることができると思われる。技術的には見ることができると思うのでこういったものを使いながら、国民がどういう風に白書を受け止めているか、どういうところが読まれているのか、年齢層とかのカテゴリーも含めて把握する必要があると思う。広報のアウトカムをどう捉えるのか難しい問題だと思うが引き続き考えてほしい。

(情報分析室長)
  • 白書に対する意見・要望については、インターネット上でお寄せいただくシステムがある。電話でも問い合わせや意見をいただくが、改善につなげていけるかを考えながら受け止めていきたい。
  • 市町村の推進体制については、来年以降深掘りしていきたい。
  • 第三者継承については、昨年から課題に思っていた事項。今回、2件の事例を取り上げたが、来年以降も経営の継承の姿を示せるよう紹介していきたい。
  • 広報の成果については、部数を何部配ったということだけでなく、その先にどういうふうな効果があったのかをにらみながら考えていきたい。

(技術総括審議官兼技術会議事務局長)
  • 柚木委員からの中山間地域における先端技術の活用については、中山間で多い畦畔法面の除草や鳥獣害対策のスマート化に取り組んでいるところ。30年度白書で取り上げられるよう進めてまいりたい。
  • 三輪委員からの先端技術の事例については、まさにこれから社会実装をどう進めていくのかということが私どもの課題であり、しっかり努力してまいりたい。

(広報評価課長)
  • 各委員からご発言があったが、デジタルマーケティングについても勉強しているところで、白書の広報だけでなく農林水産業全体、食料事情全体をどう国民の皆様に正確に、そして明るく伝えていくかということは、これからの課題としてしっかりやってまいりたい。

(総括審議官)
  • 何度か白書の仕事をしてきたが、委員になって初めて白書を見たというご発言をお二人からいただき大いに反省するところ。デジタルの活用やページビューの工夫をしていくとともに、各委員の関係団体のお力もいただきながら、広報のあり方について作戦を練り直したいと思う。また、白書の章立てについても来年度に向けて柔軟に考えたい。
  • 白書のトーンについて、役所としてはファクトに基づいて記述をしなくてはならないが、そのファクトの動きの新しい切り口での分析にもチャレンジしていきたい。

(高島委員)
  • プロモーションの件で、デジタルマーケティングの話を聞いていて思ったのだが、まず検索エンジン対策をしっかりやるべき。「農業 やりがい」「農業 担い手」「スマート農業」などいくつかのキーワードで検索してみたが、農水省のページは出てこない。白書だけでなく農水省として出したいページが主要キーワードに対する検索結果の1番上に出てくるかどうかを整理すべき。もともとのサイトパワーが強いので、しっかりやれば、国民が知りたい、検索されている情報に対して、見せたい情報を見せることが可能ではないか。まずは、国民の関心事に対してどのくらい情報を見せられているかというところを広報のアウトカムの評価基準としてみてもいいのではないか。

(広報評価課長)
  • 正確性を重んじるあまり、人が検索するワードを意識して作られていないのが現状だが、今後改善していって白書を含む農水省のページが上位に表示されるよう努力していきたい。

(大橋部会長)
  • 本文案については、本日の議論やその後の情勢の変化を踏まえての調整が必要となる。今後の調整と修正については、部会長に一任頂くということで、事務局案を企画部会として承認してよろしいか。(「異議なし」の声)
  • 委員の皆様から頂いたご意見に関する修正は、後日、事務局から個別に報告させて頂く。
  • 本企画部会の議決は、審議会の議決とすることとされているので、白書については、ただいまの承認をもって、後ほど食料・農業・農村政策審議会として、農林水産大臣に答申することとする。その後、5月に予定されている閣議決定、公表という日程に沿って、事務局の方で手続きが進められることになる。
  • それでは、これをもちまして、本日の食料・農業・農村政策審議会企画部会を閉会とする。

(以上)

お問合せ先

大臣官房広報評価課情報分析室

担当者:鴨川、島田
代表:03-3502-8111(内線3261)
ダイヤルイン:03-3502-5517
FAX番号:03-6744-1526

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