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農林水産省

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脂質

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脂質とは

脂質は、体を動かすエネルギー源として使われるほか、体の中で神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない成分です。脂肪酸からできていて、肉の脂身やラードなど(脂肪)や、コーン油や大豆油などに含まれています。

肉類のイラストコーン油のイラスト

どれくらいとればいいか

日本人の食事摂取基準(外部リンク:厚生労働省)〔外部リンク〕によれば、必要なエネルギーの20%から30%を脂質からとるのがよいといわれています。

 

足りないと

  • エネルギーが不足して、疲れやすくなる可能性があります。
  • あぶらに溶けるビタミン(ビタミンA・D・E・K)が吸収されにくくなって、体の調子が悪くなる可能性があります。
  • 通常の食事をとっていれば、不足しにくいと考えられていますが、脂質を極端に少なくするようなダイエットなどをすると、足りなくなる可能性があります。

とりすぎると

  • 肥満になりやすくなります。また、動脈硬化、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の原因になってしまいます。

脂質の種類

<単純脂質、複合脂質>

  • 単純脂質
    主要成分は、グリセリンに脂肪酸が結合したもの(グリセリド)です。中でもグリセリンに3つの脂肪酸が結合した中性脂肪(トリグリセリド)が多くを占めています。主にエネルギー源として使われます。
  • 複合脂質
    分子中にリン酸や糖を含む脂質で、細胞膜の構成成分などとして体内で使われています。脂肪酸とリン酸やグリセリンなどが結合したリン脂質、糖やグリセリンなどが結合した糖脂質があります。

<脂肪酸>

  • 脂肪酸は、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)で構成され、炭素原子が鎖状につながった一方の端にカルボキシル基(-COOH)がついています。脂肪酸には、炭素の数や炭素と炭素のつながり方などの違いにより、様々な種類があります。
  • 脂肪酸の一種であるリノール酸やα-リノレン酸などは、生命の維持に不可欠ですが、体内で作ることができないので食事からとることが必要です。そのため必須脂肪酸と呼ばれています。
  • さらに詳しく知りたい方は、次のページをご覧ください。
    油脂やトランス脂肪酸の基本的な情報 

脂質の消化・吸収

体の中に入った脂質は、分解され、小腸から吸収された後、いったん肝臓に運ばれます。その後、体のすみずみまで行きわたり、エネルギーや細胞膜、ホルモンなどの材料として使われたり、体脂肪として蓄えられたりします。体脂肪は、エネルギーが不足するとエネルギー源として使われます。

植物性のあぶら、動物性のあぶら

植物性のあぶらは体にいいが、動物性のあぶらは体に悪いという話を聞くことがありますが、どちらがいいとか悪いとかはいえません。どちらのあぶらもある程度とる必要があります。

でも、どちらのあぶらもとりすぎれば体に悪いことにかわりはありません。サラダ油やバター、マーガリンなどの「見えるあぶら」だけでなく、お菓子、肉、魚などに含まれる「見えないあぶら」もとりすぎないように気を付けましょう。

お問い合わせ先

 

消費・安全局食品安全政策課
担当者:リスクコミュニケーション推進班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-3502-5719
FAX番号:03-3597-0329