食品添加物の表示
私たちが食べている加工食品には、食品添加物が使われているものが多くあります。食品添加物を使う目的や表示などについて説明します。
食品添加物って?
- 食品衛生法では、次のように定義されています。
「食品の製造の過程や食品の加工、保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するもの」
- ただし、食品を食品添加物と同じ目的で使っても、その食品は食品添加物とみなされません。例えば、酢や砂糖、塩、しょうゆなどを食品の調理に使っても食品添加物と分類されません。
- また、同じ物質でも、自然に含まれているものか、加えられたものかで食品添加物とみなされるかどうか異なります。例えば、お酢が酸っぱいのは「酢酸」という成分が含まれているからです。この酢酸はお酢をつくるときにできるものなので、食品添加物ではありません。でも、もしお酢ではなく、酢酸を酸味づけのために食品に加えると、酢酸は食品添加物に分類されます。
なぜ使うの?
私たちが食べている食品には、次のような目的でいろいろな食品添加物が使われています。
どのように表示されているの?
- 原則として、食品を作るときに使われた食品添加物はすべて表示されています。ただし、食品が出来上がるまでに取り除かれた食品添加物や、食品の原材料を作るときに使われた食品添加物は、表示されないことがあります。
- 食品添加物は、次のいずれかの形で表示されています。
- 物質名または消費者にとってなじみのある名前
例:「L-アスコルビン酸ナトリウム」または「ビタミンC」「V.C.」
- 食品添加物の種類
例:「香料」「乳化剤」
- 食品添加物の種類と物質名がセット
例:「甘味料(キシリトール)」「酸化防止剤(ビタミンE)」
参考:食品添加物が表示されない場合
「卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに」から作られた食品添加物はどう表示されるの?
卵や乳、小麦、そば、落花生、えび、かには、人によってはアレルギーの原因となることが知られています。これらの食品から作られた食品添加物が使われた場合には、卵、乳、小麦、そば、落花生、えびおよびかに由来であることが表示されます。
食品添加物の「使用基準」や「成分規格」について
- 食品添加物の種類によっては、その食品添加物をたくさん含む食品を大量に食べると、健康に悪い影響が出る可能性があります。「指定添加物」によっては、どの食品にどのくらい使っていいのか、「使用基準」が定められています。
- 食品添加物に有害な不純物が含まれていると、その不純物によって健康に悪い影響が出るかもしれません。そこで、すべての「指定添加物」と一部の「既存添加物」について、食品添加物が満たさないといけない純度や不純物の最大量、分析法などを示した「成分規格」が定められています。
- 「成分規格」を満たすように作られた食品添加物を、食品製造業者は「使用基準」を守って使うことになっています。
食品添加物についてもっと詳しく知りたい方へ
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(注)
- なお、このサイトは、消費者の皆様が安全で健やかな食生活を送るために役立つ情報を、代表的な事例を例に引きながら、なるべくわかりやすく掲載したもので、ここに掲載している情報がすべての情報ではありません。
- 食品添加物の表示について より詳しく知りたい方は、次の消費者庁のサイトをご覧ください。
- また、食品添加物の安全性等に関する情報は次のサイトをご覧ください。
- なお、食品添加物の表示に関する事業者の方のお問い合わせは、お手数ですが、所管する消費者庁(代表:03-3507-8800)、あるいは最寄りの保健所へお願いします。
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