アレルギー表示
人によっては、食べるとアレルギー症状をおこす可能性のある食品があります。アレルギーの原因となることが知られている食品が使われたかどうかがわかるように原材料の表示がしてありますので、「食物アレルギー」を持っている方は、原因となる食品を避けるため、次のことに注意して原材料の表示を見ましょう。
対象となる食品
- アレルギーの原因となることが知られている食品のうち次の7品目は、患者数の多さや症状の重さから、原材料として使った場合だけでなく、原材料を作るときに使った場合も、これらが使われたことがわかるよう必ず表示してあります。
- アレルギーの原因となることが知られている食品のうち次の18品目は、上の7品目と同様に、これらが使われたことがわかるよう表示することが勧められています。
これらの18品目が使われているのかどうか心配な方は、食品メーカーの『お客さま相談室』や『アレルギー専門窓口』に問い合わせましょう。
あわび、いか、いくら、さけ、さば、
オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご
牛肉、鶏肉、豚肉、ゼラチン、くるみ、大豆、まつたけ、やまいも
表示のしかたはいろいろ
食品をつくるときに使われた原材料は、加工食品の表示のルールに従って表示されます。原材料の材料などは、必ずしも上の25品目の名前で表示されるとは限りません。次のように表示することが認められています。
「卵」のかわりに「エッグ」と表示してあることがあります
- 25品目の食品が使われていても、上に示した名前が表示してあるとは限りません。例えば、「落花生」のかわりに「ピーナッツ」、「牛肉」のかわりに「ビーフ」などと表示してあることもあります。
「マヨネーズ」と表示してあれば、「卵」が表示されないことがあります
- アレルギーの原因となる食品を含むことがよく知られている加工食品が、原材料として表示してある場合、上に示した食品の名前が表示されないことがあります。
- 例えば、原材料として「マヨネーズ」と表示してあれば、「卵」が表示されないことがあります。これは、マヨネーズが卵、油、酢等を原材料として作られていることがよく知られていると考えられているからです。また、原材料として「油揚げ」と表示してあれば、「大豆」が表示されないこともあります。
加工食品の表示
消費者庁「加工食品のアレルギー表示」 [外部リンク PDF:577KB]
表示方法は2通り
原材料名の最後にまとめて
- 使ったすべての原材料の後に、(原材料の一部に○○、△△を含む)と、アレルギーの原因となる可能性のある食品がまとめて書いてあります。これらの食品がどの原材料に含まれているのかは示されていません。

原材料ごとに
- 使った1つ1つの原材料の後に、(○○、△△を含む)と、アレルギーの原因となる可能性のある食品が書いてあります。一度記載した食品が別の原材料にも含まれている場合、二度目以降の記載が省略されることもあります。

表示されないこともあります
- 店内で焼いたパンや量り売りのおそうざいなど対面販売をしているものなど、原材料そのものの表示がないものもあります。この場合、アレルギーの原因となる可能性のある食品も表示されません。原材料を知りたいときは、お店の人にその場で確認しましょう。
- この他、表示できる面積が30平方センチメートル以下の、小さな容器包装に入った加工食品は、原材料などの表示が省略されることがあります。
表示が省略される場合
「本品製造工場では、△△を含む製品を製造しています」という表示
- 「本品製造工場では、△△を含む製品を製造しています」という表示は、その食品にアレルギーの原因となる食品(△△)が混ざる可能性があることを示しています。
- 食品によっては、アレルギーの原因となる可能性のある食品を原材料として使う製品と、使わない製品を同じ製造ラインで作ることが日常的に行われています。
- 例えば、落花生(人によってはアレルギーの原因となる可能性があります)が入ったチョコレートとプレーンチョコレートを、同じ製造ラインで作ることがあります。落花生入りチョコレートを作った後は、製造ラインを洗い、落花生のかけらが製造ラインに残らないようにします。しかし、落花生の微粉末や油脂分を完全に取り除くことは難しく、図のように製造ラインの機械にわずかに残ってしまうことがあります。この製造ラインでプレーンチョコレートを作ると、落花生の成分が混入してしまいます。

アレルギー表示についてもっと詳しく知りたい方へ
消費者庁作成のQ&Aとパンフレット
消費者庁へのリンク
アレルギーについて
アレルギーとは?
- 一般的にアレルギーとは、「入ってきた異物に体が過敏に反応し、体に悪い影響を与えてしまうこと」をいいます。アレルギーがおきるかどうかや、アレルギーの原因となる物質の種類や量には、個人差があります。また、その時の体調によって、アレルギー症状の程度が変わります。
アレルギーと免疫
- アレルギーは免疫と関係しています。免疫とは、自分の体と、外から入ってきた異物とを区別し、異物を攻撃することで体を守るしくみです。病原体が体の中に入ってきても病気になるとは限らなかったり、病気になっても回復するのは、免疫というしくみを持っているからです。しかし、人によっては、異物に過剰に反応することにより逆に体に悪い影響を及ぼすことがあります。これを「アレルギー」といっています。
食物アレルギー
- 食品を食べることでおこるアレルギーを「食物アレルギー」といいます。「食物アレルギー」がおきるかどうかや、アレルギーの原因となる食品の種類や量には、大きな個人差があります。また、同じ人であっても、その時の体調によって、アレルギー症状の程度が変わります。
- 「食物アレルギー」を持っている方がアレルギーの原因となる食品を食べると、かゆみ・じんましんや唇の腫れ、腹痛、おう吐、下痢、せき、ぜんそくなどの症状が現れます。場合によっては、数分~30分後に血圧低下や呼吸困難、意識障害などの重い症状(アナフィラキシーショック)が現れることもあります。この場合、治療が遅れると死ぬこともあります。
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(注)
- なお、このサイトは、消費者の皆様が安全で健やかな食生活を送るために役立つ情報を、代表的な事例を例に引きながら、なるべくわかりやすく掲載したもので、ここに掲載している情報がすべての情報ではありません。
- 加工食品を製造・販売する事業者の方は、アレルギー事故を未然に防止するために、表示制度を正確に理解し、これに裏付けられた適切な表示を行う必要があります。食品事業者の方のお問合せは、お手数ですが、アレルギー表示を所管する消費者庁(代表:03-3507-8800)、あるいは最寄りの保健所へお願いします。
- アレルギー表示について もっと詳しく知りたい方は次の消費者庁作成のパンフレット等ををご覧ください。
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