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平成16年度食料品消費モニター 第1回定期調査結果の概要

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平成17年7月15日更新

農林水産省

1.有機食品等の表示及び生産情報の公表に関する消費者意識について

2.新食品の利用状況について

調査時期:平成16年10月
調査対象者:食料品消費モニター 1,021名
(全国主要都市に在住する一般消費者)
調査方法:郵送によるアンケート調査
回収状況:998名(97.7%)

1.「有機栽培米」等の特徴の認知度
―「有機農産物」の特徴を多くのモニターが誤解―

「有機栽培米」、「特別栽培米」、「無農薬栽培米」、「減農薬栽培米」と表示されたお米の特徴はどのようなものだと思うか、お米の種類ごとに聞いたところ、図1のような結果となった。

なお、これらの用語の正しい意味は、「有機栽培米」は「農薬と化学肥料の両方を原則使用せずに生産された米」、「特別栽培米」は「農薬と化学肥料の両方の使用を(一般の半分以下に)抑えて生産された米」、「無農薬栽培米」は「農薬を使わずに生産された米」、「減農薬栽培米」は「農薬の使用を(一般の半分以下に)抑えて生産された米」であるが、「有機栽培米」については、多くのモニターがその特徴を誤解していることが分かった。

図1 「有機栽培米」等の特徴の認知度

2.生産情報公表JAS規格により生産情報が得られることについて
―「安全・安心につながるので行うべきである」と考える人が8割―

生産情報公表JAS規格により牛肉や豚肉等の生産情報が得られることについてどう思うか聞いたところ、「生産情報を得ることは安全・安心につながるので行うべきである」と回答する人が最も多く80%であった。次いで「生産情報については必要最小限分かればよい」18%、「生産情報を得る必要は感じない」と「分からない」がそれぞれ1%となっている。

3.生産情報公表JAS規格の制定を希望する品目
―上位2つは、「鶏肉」、「鶏卵」―

生産情報公表JAS規格は、牛肉及び豚肉について制定されており、現在は、農産物についての検討を進めているが、どのような品目について生産情報公表JAS規格が制定されれば良いと考えるか聞いたところ(複数回答3つ以内)、最も回答が多かったのは「鶏肉」で69%、次いで「鶏卵」52%、「養殖魚」49%、「畜産物加工品(例:ハム、ベーコン)」34%、「牛乳・乳製品」31%、「調理食品(例:チルド食品、そうざいなど)」19%、「野菜・果実加工品(例:野菜缶詰、野菜冷凍食品)」16%となっている。(図2)

図2 生産情報公表JAS規格の制定を希望する品目

4.新食品と保健機能食品の関係の認知度
―新食品と保健機能食品の関係は、半数以上の人に理解されていない―

この調査でいう「新食品」とは、一般の加工食品のうち、特に健康の維持・増進を目的に、新しい食品素材を活用して、栄養成分等を加減したいわゆる機能性食品、栄養補助食品等のことをいう。

この「新食品」と「保健機能食品」(特定保健用食品(厚生労働大臣が許可又は承認したもの)と栄養機能食品(一定の栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)の規格基準や表示基準等が設定されたもの)とを合わせた名称)の関係について、イメージ図を示し、知っていたか聞いたところ、「初めて知った」と回答する人が最も多く55%、次いで「ある程度は知っていた」39%、「図を見なくても知っていた」6%となっている。(図3)

図3 新食品と保健機能食品の関係の認知度

5.新食品に求める機能
―新食品には、「骨や筋肉を作る」機能を求める人が多い―

現在の食生活において、新食品にどのような機能を求めるかについて聞いたところ(複数回答2つ)、「骨や筋肉を作る」と回答する人が最も多く50%、次いで「体の機能の調節をする(免疫作用)」44%、「歯を丈夫にする」29%、「体の機能の調節をする(血糖値上昇抑制)」21%、「エネルギーの補給」と「皮膚や粘膜を保護する」がそれぞれ18%、「体の機能の調節をする(血圧上昇抑制)」15%となっている。(図4)

図4 現在の食生活において求める新食品の機能

6.これからの新食品について「安全」以外に望むこと
―低価格・適正価格とともに、分かりやすい表示や正しい情報提供を望む人が多い ―

これからの新食品について、「安全」以外に何を望むか聞いたところ、451人から意見が寄せられた。これらを内容ごとに区分し、多かったものを10項目にまとめてみたところ、最も多かったのは「低価格・適正価格」で107人、「分かりやすい表示(PR)」、「機能性(効果)に関する情報」、「正しい情報」がほぼ同数で、それぞれ99人、98人、96人となっている。(図5)

図5 新食品について「安全」以外に望むこと

 

お問い合わせ先

消費・安全局消費・安全政策課 
担当者:消費者行政班 村田(内線3068)、松嶋(3071)
ダイヤルイン:03-3591-4963
FAX:03-3597-0329