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農林水産省

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消費者相談

地理的表示(GI)保護制度とはどのようなものですか。

回答

【地理的表示保護制度とは】
神戸ビーフや市田柿など、地域には長年培われた特別の生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性により、高い品質や評価を獲得するに至った産品が多く存在します。これらの産品のうち、品質や社会的評価など確立した特性が産地と結び付いている産品について、その名称を知的財産として保護する制度が「地理的表示(GI:Geographical Indication)保護制度」です。

この制度は、平成26年6月18日に成立した『特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(地理的表示法:平成27年6月1日施行)』に基づき運用されています。GI保護制度では、公表された明細書(産地、特性、生産の方法等を記載した書類)の基準を満たす産品のみにGIを使用することができ、GIの不正使用については、行政が取り締まりを行っています。平成31年2月からは、新たに広告やメニュー等におけるGIの使用やGI産品の名称と誤認させるような表示についても規制対象となりました。

また、これらの産品の名称が海外においても保護されるためには、輸出先国においても日本の産品の名称がGIとして保護されることが有効です。このため、日本のGI保護制度と同等の制度を持つ外国との間で国際協定を結ぶことで、相手国と相互にGIを保護することが可能となっています。現在、日EU・EPAに基づき、日本のGI48産品、EUのGI71産品が相互に保護されています。

この法律により、地域の生産者は自ら生産する農林水産物等が適切に評価され、その財産的価値の維持向上が期待できることとなりますし、基準を満たした産品にのみGIが使用されるため表示を信頼した消費者等も保護されます。
地理的表示保護制度はWTO協定(世界貿易機関を設立するマラケシュ協定)の附属書でも、知的財産の1つとして位置づけられており、現在100か国を超える国で導入されています。

【GIの登録状況は?】◇平成31年2月末現在の状況◇
GI制度の対象となる農林水産物等の範囲は、全ての食用農林水産物等(飲食料品を含む)及び非食用農林水産物等のうち政令で指定された13品目(観賞用植物、工芸農作物、立木竹、観賞用魚、真珠、飼料、漆、竹材、精油、木炭、木材、畳表、生糸)です。ただし、酒類、医薬品、医薬部外品、化粧品及び再生医療等製品は対象外です。
これまでに、国内36道府県の72産品にイタリアの産品であるプロシュット ディ パルマの計73産品が登録されています。


【登録産品一覧】
地理的表示法に基づき、現在、登録されている地理的表示の最新情報は当省のHPをご覧下さい。↓

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/index.html


   
     

参考資料

 

回答日

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消費・安全局消費者行政・食育課消費者の部屋
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