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農林水産省

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稲わらからの暫定規制値等を越えるセシウムの検出について

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平成23年7月14日、福島県浅川町の肉用牛農家において、高濃度の放射性セシウムが含まれている稲わらを肉牛に給与していたこと等が判明いたしました。

稲わらからの暫定規制値等を超えるセシウムの検出について

平成23年7月14日

農林水産省生産局

【福島県浅川町の事案】(稲わら段階での検出)

1. 肉用牛農家からの情報提供・県の立入調査

福島県は、南相馬市の事案を受け、県内の緊急立入検査を実施中であるが、7月12日(火曜日)、計画的避難区域・緊急時避難区域以外である福島県浅川町の肉用牛農家から福島県家畜保健衛生所に対して、保存している稲わらの放射線量を測定したところ、30~35μsv/hを検出したとの連絡。

県は12日(火曜日)立入調査を行い、14(木曜日)、稲わらロールを検査した結果、検出(最大値97,000Bq/kg)。

2. 購入した稲わらの給与

当該農家は、県内白河市の稲わら生産業者から約260個のロールを今年3月下旬から4月上旬に購入(稲わら生産業者が原発事故後の3月15日から3月20日頃にかけて作成したもの)。
当該農家は、この稲わらを、農場内倉庫又は牛舎通路に保管して、順次給与。これまでに80ロール給与済み。

3. 牛の出荷・牛肉の流通

当該農家は、4月から7月上旬までの間に、東京芝浦市場、横浜市場、仙台市場、千葉県食肉公社へ合計42頭出荷済み。(これまでの立入調査の結果では、このうち、当該稲わらを給与したものは35頭)
厚生労働省は、関係都県に牛肉の追跡・検査を依頼中。

放射性物質が検出された稲わらを給与した肉牛について(福島県の発表)

平成23年7月14日
福島県保健福祉部
福島県農林水産部

放射性物質が検出された稲わらを給与した肉牛について

 

浅川町の肉用牛農家において、高濃度の放射性セシウムが含まれている稲わらを肉牛に給与していたことが判明し、併せてこの農家から既に42頭の肉牛が出荷され、流通したことが明らかとなりましたのでお知らせします。

福島県は、当該農場に立入調査を実施し、飼養状況の調査を行い、当該農家に対して当面、肉牛の出荷及び移動の自粛を要請するとともに当該稲わらの給与禁止を指導いたしました。

また、当該牛が出荷されたと畜場及びその頭数について、関係する自治体に情報提供し、流通状況の確認を依頼します。

なお、当該牛肉の残品があれば、放射性物質の検査も併せて当該自治体に依頼し、検査の結果、放射性セシウムの暫定規制値を超えた食肉については関係自治体より各事業者に対して自主回収等の指示をしていただくよう依頼します。

また、県内肉用牛農家に対する緊急立入調査が完了する7月18日頃までを目途に、生産者及び生産者団体に対し肉用牛及び肉用に供する予定の牛の出荷と移動の自粛を要請いたします。

県は、引き続き、県内肉用牛農家に対する緊急立入調査を行い、適正な飼養管理の再徹底を指導するとともに、牛肉のモニタリング検査の強化に向け、国・関係機関・団体と協議を進めてまいります。


(お問い合わせ先)
農林水産部畜産課   主幹大﨑次郎
電話 024-521-7362 (内線 3227)
保健福祉部食品生活衛生課  課長大島正敏
電話 024-521-7241 (内線 2770)

 

(別紙)

1. 当該農場からの肉牛出荷状況
   4月8日から7月6日までに、延べ12回42頭が出荷されていた。出荷先及び頭数は以下のとおり。

横浜4月20日まで2回 14頭
千葉5月11日まで1回 5頭

東京6月16日まで4回 13頭
仙台7月6日まで5回 10頭

 

 2. 当該肉用牛農家の稲わら等の放射線検査の結果

(単位:ベクレル/kg)

 
種別
放射性
ヨウ素
放射性セシウム
(134+137)
1 稲わら(原発事故発生以降に収納) ND 23,000〔5,227〕
2 ND 97,000〔22,045〕
3 稲わら(昨年秋に収納) ND 450〔102〕
4 ND 1,730〔393〕
5 尿(肥育牛黒毛和種メス) ND 530

注:○ NDは不検出を示す。

○〔〕は、粗飼料の暫定許容値(300ヘ゛クレル/kg)との比較のため、飼料の水分を12%と推定し、水分80%に補正を行った場合の放射線量を参考に示す。

○ 尿は、当該稲わらを給与していた肉牛の尿を参考のため検査した。

稲ワラの使用に関する指導の徹底について

1. 南相馬市の事例を踏まえた対応

(ア)家畜の飼養管理の再確認(7月9日)、実施状況の報告依頼(7月20日等まで)
(イ)計画的避難区域・緊急時避難準備区域の全肉牛飼養農家への立入り確認(7月10日~)

2. 白河市等の事例を踏まえた対応

(ア)関係稲ワラ購入畜産農家及び稲ワラ生産農家への立入り調査(7月14日)
(イ)畜産農家に対して、稲ワラ利用に関する緊急点検の実施(粗飼料の給与制限を行った8県を対象)
(ウ)稲作農家に対する緊急調査の実施(粗飼料の給与制限を行った8県を対象)
(エ)粗飼料の給与制限を行った8県を含め、東北・関東の各県と連携をとって進める

 


<添付資料>

 

お問い合わせ先

生産局畜産部畜産振興課 
担当者:相田、飯野、春名
代表:03-3502-8111(内線4922)
ダイヤルイン:03-6744-2524

生産局畜産部食肉鶏卵課 
担当者:猪口、木下
代表:03-3502-8111(内線4940)
ダイヤルイン:03-3502-5989

 

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