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農林水産省

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「車座ふるさとトーク」平成30年6月23日(北海道)

6月23日から6月24日までの間、谷合農林水産副大臣は、北海道上川郡下川町で開催された「車座ふるさとトーク」に出席し、「地域資源を活用した魅力的なまちづくりと持続可能な地域社会の実現」をテーマに参加者と意見交換を行いました。また、これに併せて森林バイオマス関連施設等の視察を行いました。

 ※「車座ふるさとトーク」は、各府省庁等の大臣、副大臣、政務官が地域に赴き、現場の生の声をつぶさに聞き、政策にいかすとともに、政府が取り組んでいる重要政策について説明を行うものです。

開催概要

車座ふるさとトーク(会場:下川町公民館(北海道上川郡下川町))


参加者との意見交換
参加者と意見交換を行う谷合農林水産副大臣

記念撮影
谷合農林水産副大臣と参加された方々


1.参加者からは、以下のような発言がありました。

〇移住者のなかには地域にある素材を活用して何かを始めたいという希望があり、鹿肉の活用に向けた解体事業だとか手作り豆腐を大豆栽培から行うなど様々なアイデアが寄せられている。現在使われていない(ジビエの)加工施設はあるが、現在のルールに適合させ使えるようにするためには、冷蔵室の整備などに一千万円かかると言われており、難しい面もある。

〇町内産の食べ物の良さを見つめ直すために町民有志の勉強会「森の寺子屋」を役場などにも協力してもらい行っている。大きな自治体ではできないことも下川町なら住民連携や機動力で実現できると思う。

〇町内自給のイメージは家庭菜園の余剰を活かし町民が譲り合える仕組みで、地産地消ならぬ地消地産ができないかと思っている。

〇教育の一環として、月に一回、たき火をおこしたり森の中に入って遊んだりといった取組をしている。子供たちが公民館などに集まってゲームをする場面を目にする中で、それだけではない身近にある森林での過ごし方があるということを下川町から発信できないかと思っている。

〇下川町では、移住者の子供も含め幼児の頃から高校まで森とふれあう活動があり、そのような環境下で過ごした子供たちの成長する姿を見られるのがとても良いと思う。

〇下川町の魅力は、下川の木を使用して公共施設を建てており、下川町全体が木のぬくもりにあふれているところやバイオマスボイラーによる熱を公共施設を中心に利用するなど木を無駄なく活用しているところ。

〇下川町の施設である「コモレビ(まちおこしセンター)」で、よく勉強をしているが、この施設は、木のぬくもりを感じるし、静かで勉強しやすい環境だと思う。

〇SDGs未来都市部会での議論の中で女性の思いが反映されていないことに気づき、途中から女性の意見を部会に入れてほしいと思い、女子会を立ち上げた。下川町が2030年にありたい姿、どんな未来であってほしいかなど、若いママさんや移住してきた女性と話す機会を持って、そこでの意見を役場の施策に入れてもらっている。女性の意見は街づくりにおいて大きな役割を担っていると思っており、女性の活躍が街の未来を作るんじゃないかと思い活動している。

〇冬時期の除雪作業が非常に厄介と感じており、何かに活用できないかと思う。これまでも雪の保冷庫等のような事例はあるものの、雪を生産品の付加価値向上につなげることができるようなアイデアを具体的に検討していくことが必要だと思う。

〇例えば、雪の城や雪像などをつくり、ライトアップしたところで、下川町の特産品の販売や食事をできるようにするなど、インスタ映えするようなイベントを行えば下川町のよいPRになるのでは。

〇下川町では、全国の不在村者の林地所有の問題とは少し事情が異なり、比較的、地域の人間関係で上手につながっているが、経営の世代交代がスムーズになるような施策の支えが必要と感じている。

〇FSC(森林管理協議会:Forest Stewardship Council)森林認証の取組は経済性のみならず、情報発信等で森林経営の内容を人に伝えることが大切。下川町では、森の恵みに付加価値をつけるような製油事業など林業から派生した産業の発展につながっているところが強みである。

〇下川町でのFSCの取組を知る機会があり、環境保全のためには、みんなが実態を知り、消費行動を変えなければと感じたが、林業は一般の方が知るには遠い世界と感じ、トドマツ等由来のエッセンシャルオイル等の精油販売を通じ関心を持ってもらえたらと考えている。

2.谷合農林水産副大臣からは、以下のような発言がありました。

〇移住者が下川町にきて自ら仕事やライフスタイルを作っていくことはすばらしいことだと思う。移住者と地元住民の結びつきが、色々な化学反応を起こして、地域活性の好循環につながっていると感じる。

〇高校生と移住者の接点の場が少なく、もっとあるといいという声があったが、これは他の自治体でも大事な視点。移住者と児童生徒、学生と大人との交流の場があれば相乗効果を図れるのではないか。

〇森林・林業政策は子どものうちから、森林・林業に接する環境づくりが大切であるという、裾野を広げていくという意味で大事な視点をいただいた。

〇雪や鹿の話につながるが、雪が厄介者であるという固定観念を取り払い、どう有効活用していくのか、どうすれば有効活用できるのかを考えて行くことが大切。

〇今回のトークを通して、下川町には様々な地域資源があるが「未来の若者たち」が一番の宝物と感じた。様々なご提案をいただいたが、継続して考えていくことが大事。

〇下川町のSDGsの取組は、決して人口が多い自治体ではなくても、SDGs未来都市のような世界に向けた取組ができることを模範として示してくれた。

3.開催の様子(動画)

  • ショート版〔外部リンク〕

2.現地視察(士別市、上川郡下川町、紋別郡湧別町)

「車座ふるさとトーク」と併せて、森林バイオマス関連施設等の視察を行いました。

生産者との意見交換
生産者との意見交換(大規模水田(士別市上士別地区))

GPSオート田植機の説明
GPSオート田植機の説明を受ける

一の橋バイオビレッジの取組
一の橋バイオビレッジの取組を視察(上川郡下川町)

ホタテ貝の自動生剥き機
ホタテ貝の自動生剥き機を視察(紋別郡湧別町)


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