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農林水産省

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「シリーズ【新たな担い手!企業が拓く未来の農業】」

【新たな担い手!企業が拓く未来の農業】JR九州ファーム株式会社の活動紹介

 

  みなさんこんにちは、農地政策課です。

 今回ご紹介するのは、九州5県(福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県)で8農場を展開し、ニラ、ミニトマト、ピーマン、たまご等々の生産に取り組む、JR九州ファーム株式会社です。

  その名のとおり、同社は九州旅客鉄道株式会社(JR九州)のグループ会社として、九州の農業の活性化に貢献し、九州を元気にしたいという思いから、平成22年に大分県大分市において「農業」へ参入されました。

  参入場所は、(1)地元(集落、JA、行政)の理解が得られること、(2)一定程度の栽培面積が確保できる土地があること、(3)担当する社員が農業の素人であるため栽培に関して指導が受けられる体制が地域に存在していること、(4)安定する栽培品目が地域のブランドとして確立されている(=栽培技術や販路が確立)ことという視点で選定を行ったとのこと。

  その後、現在では8農場(約20ha)で各県の主要品目(福岡:露地野菜、長崎:アスパラ、熊本:ミニトマト・柑橘類、大分:ニラ、宮崎:ピーマン 等)を栽培されています。

  同社が利用する農地は、全て所有ではなく賃貸借で確保されており、多数の土地所有者との契約等事務手続が不要であること、土地所有者の相続が発生した場合のリスク回避ができることというメリットを理解され、農地中間管理機構を活用した農地の確保にも取り組まれています。

  今後の展望についてお伺いしたところ、「まずは既存農場の経営の安定化を図ることが一番ですが、九州の農業の活性化に貢献し、九州を元気にしたいという思いに基づき、当社が地域のために何ができるかを模索しながら、販売面では海外輸出も視野に入れつつ自社の経営発展に取り組んで参りたい。また、更なる安心・安全な農産物を全国のお客様にお届けするため、認証取得したGLOBAL G.A.P.の取組についても現在の3農場から農場数を拡大していきたい。」とご担当者の方が熱く語られたのが印象的でした。

  同社のロゴマークが表現している作物が育つために必要な5要素『太陽、空気、芽(生命)、土、水』を大切にする志が社内にしっかり根付いていると実感できた次第です。

  最後に、栽培された農産物はグループ内のレストランや菓子店「うちのたまごEGG&SWEETS」、直売店「八百屋の九ちゃん」(オンラインショップ有り)等で販売する他、柑橘類を生産する農場の沿線を走る観光列車で販売されるカクテルに使うジュースも提供されていますので、読者のみなさん、九州にお立寄りの際は、九州の雄大な自然に触れながら、JR九州ファームの安心・安全な食材を是非、ご賞味ください!

(※GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のこと。GLOBAL G.A.P.とは、国内唯一の国際標準のGAP。)

  
  

  
   

お問合せ先

経営局農地政策課

代表:03-3502-8111(内線5168)
ダイヤルイン:03-6744-2150
FAX番号:03-3591-5866