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農業担い手メールマガジン第136号(平成22年5月18日発行)

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インデックス

現場の皆さんへ~農業経営の発展のための展望モデル~  

沖縄では梅雨に入りましたが、多くの地域では風薫るさわやかな季節になったことと思います。こちら関東では、この5月の連休中に家族揃って田植えを行う農業者の方々も多く見受けられ、晴天に恵まれキラキラと輝く水田を渡るそよ風がとても心地良い中で、作業も順調の様子で何よりでした。

さて、前号でご案内のとおり、新たな食料・農業・農村基本計画が決まり、多様な経営体を支援する新たな農政へ転換することになりました。

この新たな基本計画の議論に併せて、農業者の多様な経営展開の道筋を「農業経営の発展のための展望モデル」として新たに作成していますのでご紹介します。

この展望モデルですが、我が国の農業の現状を踏まえ、平均的な経営規模の農業者や小規模であっても、意欲ある農業者等が経営発展を目指す際の具体的取組を整理・例示したものです。

例えば、基本計画に盛り込んでいる小麦の二毛作や農地の有効利用といった観点から経営発展を目指す水田作の経営モデルをはじめ、集落営農の組織化など多様な経営発展の姿を例示しています。経営形態も水田作のほかに畑作、野菜作、果樹作、花き作及び畜産経営まで幅広く例示しています。

整理・例示した展望モデルは、南北に広い日本を考えればごく一部にすぎませんが、今回の基本計画の施策の方向に対応させて作成しているほか、経営発展を実現するための具体的取組や国の具体的支援策なども例示しており、現場の方々が少しでもイメージし易く使いやすいように工夫されています。

この展望モデルを、そのままご自分の農業経営に適用することは難しいですが、農業者や地域の方々が一堂に会す場などで「たたき台」としてご活用いただき、地域の実情に合った農業について考えるきっかけにすることは有意義なことです。きっと地域に根ざした多くの良いアイデアが生まれてくるものと思います。

展望モデルでも示されている技術については、本メルマガの「担い手のための耳より新技術」コーナーでも紹介していますが、いち早く現場に普及すべき新技術については「農業新技術2010」としてまとまっていますので、こういった技術情報も合わせ見ながら経営発展に向けてご参考にしていただきたいと思います。また、これを契機に地域の意欲ある農業者が主体性と創意工夫を発揮しながら経営発展されることを願っております。

 

事業活用のポイント~『環境保全型農業農家モニター』を公募中です(農地・水・環境保全向上対策環境保全型農業推進調査事業)~  

地球温暖化防止や生物多様性保全に役立つという観点から、環境保全型農業に関する関心が高まっています。本モニター事業では、こうした環境保全効果の高い農法に実際に取り組む「農家モニター」(約160件を想定)の皆様のご協力をいただきながら、「環境保全効果の高い農法」の導入が農業経営にどのような影響があるのか、技術的な課題等は何か、について、現場起点での知見をとりまとめることを目的に実施されています。

●対象となる作物は、以下のとおりです。

野菜、果樹、麦、大豆等(今回の公募では水稲は対象といたしません。)

●対象となる区分と農法は、以下のとおりです。

【土づくり・ほ場管理】

・不耕起、省耕起(有芯部分耕栽培等)
・カバークロップ
・クリーニングクロップ
・グリーンベルトの設置
・心土破砕
・リビングマルチ
・草生栽培

【施肥】

・精密施肥
・局所施肥(畝立同時施肥等)

【防除】

・バンカープランツ(土着天敵の活用等)

【有機農法等】

・有機農業(無農薬・無化学肥料)

 

選択いただいた農法を「試験ほ場」において実施していただくとともに、慣行農法等を「比較対照ほ場」において実施いただきます。

この営農活動全体を通じての経費、労働時間、資材等及び単収等を日々記録・記帳していただき、事務局(三菱総研)までご報告頂くのが一連の業務内容となります。

 

●この業務にご協力頂いた皆様には、調査協力費をお支払いいたします。

【試験ほ場面積】5a以上-10a未満27,500円

-15a未満35,000円
-20a未満42,500円
-25a未満50,000円
-30a未満57,500円
30a以上65,000円

【比較対照ほ場】(面によらず) 20,000円

●2つ以上の農法を実施される場合には、調査協力費はそれぞれの農法毎のほ場面積に応じて別々にお支払いいたします。

(例)農法Aを30a、農法Bを30a実施した場合には、
試験ほ場分:65,000円+65,000円=130,000円
比較対照ほ場分:20,000円
・・・調査協力費の合計は、150,000円となります。

「環境保全型農業農家モニター」の公募をについて更に詳しい情報をお知りになられたい方は、下記サイトをご覧下さい。
公募の締切は、5月28日(金曜日)となっております。多くのご応募をお待ちしております。

 

お知らせ~戸別所得補償制度モデル対策の加入申請受付中~

現在、戸別所得補償モデル対策の加入申請を受け付けています。
加入申請受付は6月末までですので、まだお済みでない農業者の方は、最寄りの農政事務所や地域水田農業推進協議会にご相談下さい。


編集後記

先週末、関東では日差しが注ぎ、昼間は汗ばむくらいの陽気でした。これから田植えが最盛期を迎えるところもあると思います。これから本格的に暑くなる日も多くなると思いますので、暑さ対策にもどうぞご自愛ください。 (K)

電子出版:農業担い手メールマガジン
発行日:毎月2回発行
発行元:農林水産省経営局経営政策課担当:加藤
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(注)
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お問い合わせ先

経営局経営政策課
担当者:経営育成グループ
ダイヤルイン:03-6744-0577
FAX:03-3502-6007

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