農作業事故等の情報収集の強化に向けた要請について（平成29年1月4日）

28生産第1512号
平成29年1月4日
農林水産省生産局長

農業従事者の高齢化が進展する中で、近年、農作業死亡事故発生件数は年間約350 件と高止まっており、農作業事故防止に向けた対策を強化していくことが課題となっている。
事故情報の収集については、これまで「農作業事故情報の収集体制の強化及び事故に関する情報提供の要請について」（平成22年8月20日付け22生産第3249号農林水産省生産局長通知） に基づき依頼してきたところであるが、情報提供及び分析をより容易にするため、個人情報提供にあたっての判断基準を明確化するとともに、情報提供様式を記述式から選択式にする等の見直しを行うこととした。
ついては、管内各都道府県に対し、農作業事故情報の収集及び分析の必要性について理解いただき、下記により農作業事故情報の提供に協力いただくよう要請されたい。
提供された情報は、別紙「農作業事故情報取扱要領」に基づき、取り扱うこととする。
なお、「農作業事故情報の収集体制の強化及び事故に関する情報提供の要請について」は廃止する。

記

都道府県は、農作業中に生じた人的被害を伴う事故に関する情報（ 重大事故であるかどうかを問わない。）を入手した場合には、様式により、北海道においては北海道農政事務所生産経営産業部生産支援課、沖縄県においては内閣府沖縄総合事務局生産振興課、その他の都府県においては各地方農政局生産部生産技術環境課に、それぞれ提供されたい。

• 農作業事故等の情報収集の強化に向けた要請について（平成29年1月4日）(PDF:774KB)