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農林水産省

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農耕作業用自動車(農耕作業用の小型・大型特殊自動車)の交通事故防止の推進について(平成29年1月27日)

28生産第1742号
平成29年1月27日

農林水産省生産局技術普及課長

平素より、農作業安全施策の推進につきまして格別のご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
今般、農耕作業車の関係する交通死亡事故が全国的に発生していることを踏まえ、警察庁交通局交通企画課において、別添のとおり、過去5年間の農耕作業用自動車の交通死亡事故の発生状況及び事故事例等が取りまとめられるとともに、事故防止対策等に活用するため、農林水産省に対しても情報の提供がありました。
農耕作業用自動車の交通死亡事故の主な傾向としては、1.事故形態は路外逸脱等の単独事故が多いこと、2.農繁期における昼間や夕方の事故が多いこと、3.運転者の年齢層は70 歳以上90 歳未満の高齢者が多いことが挙げられております。
また、交通事故防止のための安全対策としては、(1) 事故の際の車外放出や、横転の際に車両の下敷きになることを防ぐため、シートベルトの着用と安全キャブ・フレームの装着を呼び掛けること、(2) 走行時の操作ミスによる単独事故を防ぐため、ブレーキ連結の確実な確認を呼びかけること、(3) 夜間等に他の車両からの追突や衝突を防ぐため、低速車マークや反射板を取り付けることを呼び掛けることの重要性が示されております。
あわせて、公道走行中の農耕用作業車による事故を防止するため、警察庁及びJA共済連と連携し、別紙のとおり啓発チラシを作成しました。
つきましては、貴機関における今後の安全指導や啓発活動等の農作業事故防止対策において、提供された情報及び啓発チラシの積極的な御活用についてお願いするとともに、貴管内都道府県への御指導をお願いします。

お問合せ先

生産局技術普及課生産資材対策室

担当:安全指導班
代表:03-3502-8111(内線4774)
ダイヤルイン:03-6744-2111

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