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農林水産省

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更新日:平成22年10月4日

担当:国際部国際協力課

第30回FAO(国連食糧農業機関)アジア・太平洋地域総会の概要について

9月27日から10月1日にかけて、韓国(慶州市)において、FAO(国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations)の第30回アジア・太平洋地域総会が開催されましたので、その結果についてお知らせします。

1.日時・場所

平成22年9月27日(月曜日)~10月1日(金曜日)韓国(慶州市)

2.出席者

我が国から田名部農林水産大臣政務官等が出席。アジア・太平洋地域のFAO加盟国29ヵ国、NGO等の関係機関が出席。

3.結果概要

(1) 事務レベル会合

  • 多くの国から、アジア・太平洋地域の気候変動による影響は国あるいは国内の地域毎に異なり、それぞれ異なる解決法が必要である旨、及び農業分野における気候変動に関する情報収集を強化すべき旨主張がなされた。
  • 穀物の輸出規制は、輸入国の食料安全保障に影響を及ぼすとして、我が国を初め多くの国が輸出規制への懸念を表明した。

(2) 本会合

  • 李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領が歓迎の辞を、ディウフFAO事務局長及びグイヨーFAO理事会独立議長がそれぞれステートメントを行った。
  • 我が国を代表し田名部政務官から、政府代表演説を行った。
  • FAO改革を受けた取組として2012-13年のアジア・太平洋地域におけるFAOの優先活動分野について、(ア)持続可能な農業生産と生産性向上、(イ)越境性動物疾病及び病害虫、自然災害への緊急対応、(ウ)遺伝資源、(エ)気候変動への適応と緩和、(オ)食品安全及び栄養、(カ)畜産生産、養殖、持続可能な森林経営に重点を置いた農業の多様化、の6項目に焦点を置くことを今後のFAO財政委員会等に報告することとなった。
  • 「食料安全保障に関するラクイラ・イニシアティブ(注1)」のアジア・太平洋地域におけるフォローアップについて議論した。我が国からは、同イニシアティブで約束した少なくとも30億ドルの支援について、着実に実施しており、モニタリングにも積極的に参加している旨発言した。
  • 次回地域総会は2012年、ベトナムで開催することが決定した。

(3) 責任ある農業投資(RAI)に関するサイドイベント

  • 我が方から、アジア・太平洋地域においても多くの国が農業投資に大きく関与しており、責任ある農業投資(RAI)(注2)の協議プロセスと関係者間の共通理解の促進が、非投資国、地域住民、投資家の間で「Win-Win-Win」の状況を作り出すために最も重要である旨主張
  • 多くの国がRAIの取組(行動原則を含む)を歓迎。FAOからは、今後、FAO世界食料安全保障委員会にて更なる協議を行う旨発言。

 

注1:2009年7月のG8ラクイラ・サミット(於:イタリア)において、持続可能な農業開発及び脆弱層に対するセーフティネットのため、2010~2012年の3年間において200億ドルを約束。

注2:増大する農業投資に伴う利益を最大化し、リスクを最小化するためのイニシアティブ。行動原則をFAO、世界銀行、UNCTAD、IFADが策定。(RAI:Responsible Agricultural Investment)

4.参考

(1)地域総会とは

アフリカ、アジア・太平洋、近東、中南米、ヨーロッパの5つの地域毎に2年に1回開催。それぞれの地域におけるFAO加盟各国から閣僚級の代表が参加し、地域の食料及び農林水産業の現状及び課題、時々のFAOの課題等について議論。

(2)我が国代表演説(PDF:122KB)

お問合せ先

大臣官房国際部海外投資・協力グループ

代表:03-3502-8111(内線3510)
ダイヤルイン:03-3502-5913
FAX番号:03-3502-8083

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