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農林水産省

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土地改良

明治150年 イメージ画像

明治期に実施された疏水開削や水田開拓により、従来の荒蕪地が開発され、農産物の生産性が大幅に増加し、地域全体が発展していきました。
代表的な3つの取組について紹介します。

安積疏水(福島県)

安積疏水は、古来より水利が悪く不毛の原野であった福島県郡山の安積原野に、猪苗代湖から湖水を引く事業として、日本初の国直轄の農業水利事業として行われた。
明治12年(1879)に着工、3年の歳月と総工費40万7千円を投じた大規模な事業であった。

安積疏水全面図

七ヶ用水(石川県)

明治時代に入ってから、手取川は毎年のように水害を起こします。7つの取水口にはそれぞれ堰があり、堰に水の力が集中することにより堤防が壊れて、被害が拡大していました。
明治36年(1903)手取川右岸の7つの取水口をひとつにまとめ、洪水被害の軽減、安定取水ができるようになりました。

給水口通水式(明治36年)

明治用水(愛知県)

不毛の土地として見放されていた愛知県西三河地域の台地は、明治13年(1880)に明治用水が通水し、約2,300haだったこの地域の水田は急速に増加し、明治40年には8,000haを超えるなど、農業発展は目覚ましく、一大穀倉地帯に変貌を遂げました。

第一樋門(取水口)と用水管理者

お問合せ先

農村振興局設計課(広報G)

代表:03-3502-8111(内線 5561)
ダイヤルイン:03-3595-6338
FAX番号:03-5511-8251

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