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農林水産省

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第5回運営会議・ワークショップ

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2008年11月13日から15日にかけてインドネシアのバリで第5回INWEPF運営会議・ワークショップが開催され、成功裏に終了しました。
この会議はINWEPFインドネシア委員会が主催し、「食料安全保障と貧困軽減のための効率的で持続可能な水利用について」というテーマのもと、加盟国から約70名の参加者が出席しました。

INWEPFワークショップ「食料安全保障と貧困軽減のための効率的で持続可能な水利用について」

初日: 2008年11月13日
開会式では、冒頭、主催者のインドネシア政府を代表してインドネシア公共事業省のIwan Nursyirwan水資源総局長より開会の挨拶があった。
その後、インドネシア農業省Hilman Manan土地管理総局長及び日本の八丁信正近畿大学教授より、基調講演が行われた。
基調講演が終了した後、2つの部屋に分かれてシンポジウムが行なわれた。シンポジウムには各国INWEPF代表者のほか、インドネシアの農業土木技術者および関係者、学識者など多くの方の参加があった。

二日目: 2008年11月14日
バリ島南部のTabanan地区において、代表的なスバックの灌漑施設の展示や農村の伝統的な家を見学した。その後、ブリンケットスバックが管理している水田にて、現在行なわれている稲作の耕作方法の説明を農民組織の代表から受けた。

三日目: 2008年11月15日
2006年9月のINWEPF第3回運営会議において設立された3つのWG(ワーキンググループ)に分かれて、それぞれのテーマに沿った会議が開催された。

  • WG1ミーティング
    WG1(多面的機能に関するWG)では、マレーシアがリード国となり、7カ国の国が会議に参加した。会議では、各グループメンバーのレポート状況について確認があった。マレーシアからは洪水調整と土壌侵食防止について、タイからは洪水調整と水質改善機能について報告があった。
  • WG2ミーティング
    WG2(政策・ビジョン・広報に関するWG)では、韓国がリード国となり、9カ国の国が参加した。今回、参加したタイからWG2のメンバーとなる意向が示され了承された。
    WG2の活動報告として、2008年10月28日から11月4日に行なわれた第10回ラムサール条約締結国会議開催期間中にそのサイドイベントとして、「International workshop on Sustainable paddy farming and wetlands」というテーマで、INWEPFとICIDのSTDAWGのジョイントワークショップが開催されたことが報告された。
    また、メンバー国は次回の第6回運営会議においてカントリーレポートの進行状況をレポートすることに決まった。
  • WG3ミーティング
    WG3(多面的機能の貨幣換算評価に関するWG)では、日本がリード国となり、5カ国の国が会議に参加した。まず、農村工学研究所竹村主任研究員より多面的価値の測定の最新研究として、「日本における水田の生息地の可能性モデル発展」に関する研究事例、タイからは多面的機能の研究事例として、「水田の貨幣評価」ついて発表が行われた。
    その後、日本から、設計課海外技術改良室の降課長補佐より、INWEPFメンバー各国の水田の貨幣換算評価について、各国に出したアンケート調査の結果により、3つの機能(洪水防止機能、地下水涵養機能、土壌侵食防止機能)について貨幣換算評価した結果について発表された。また、これらの結果について第5回WWFにおいて発表することが提案された。
  • WGから報告
    WGミーティングが終了した後、大会議室にてWGミーティングの結果報告が各グループの議長より報告された。

INWEPF第5回運営会議

議題 1: 議長、副議長の選出
INWEPFインドネシア委員会からの提案後、全会一致でインドネシアのガニー氏が議長を努めることとなり、その後、副議長に日本の中村良太日本水土総合研究所技術顧問が選ばれた。

議題 2: 2007年から2008年の間のINWEPFの活動報告
昨年の開催国であるタイから昨年度の第4回運営会議後の活動の報告があった。主な項目はバーチャルミーティング、第1回アジア太平洋水サミットへの参加、WGの活動であった。

議題 3: 2007-2008年活動計画
INWEPFインドネシア委員会事務局より、2008-2009年活動計画(案)について説明がなされた。

議題 4: 第5回世界水フォーラムへのメッセージ
INWEPF 日本委員会の農村振興局設計課海外土地改良技術室渡邊室長より、これまでのINWEPFとWWFとの関わりや発信したメッセージおよび第5回WWFの概要およびフレームワークについて説明があり、第5回WWFに対するINWEPFからのメッセージの作成について提案が行われた。その結果、メッセージは、来年1月までに各国から意見を調整されることとなった。

議題 5: その他の議題
2009年度の主催国
2009年の第6回INWEPF運営会議は日本が主催することで合意しました。