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伝統的農業水利施設(カンボディア 西バライ池)
カンボジア 西バライ池

写真出展:NASAジェット推進研究所ホームページ |

位置図 |
地域の名称
トンレサップ湖の北 (アンコール・ワット近辺)
築造年代
AD 11世紀完成
解説
- カンボジアのアンコール王朝は9世紀から約600年間繁栄し、アンコール・ワット(寺院のある町)はア ンコール・トム(大きな町)とともにアンコール王朝の首都を形成していました。
- この地域は1年中作物を生育できる気温ではありますが、雨期は洪水、乾期は水不足となるため、歴代の王は洪水対策と灌漑用水確保のために、ため池や水路等の水利施設を整備しました。
- 西バライ池はこれらの目的により、11世紀の第14代ウダヤディティヴァルマン2世の時に築造され、13世紀にはアンコール王朝の最盛期を迎えました。(9世紀には東バライ池が築造されたが、現在は堆砂により埋没しています。)
- その後、アンコール王朝はシャム等との戦争により衰退・滅亡しますが、一説によると多くの人手により管理されていた西バライ池などの水利施設が戦乱により維持出来なくなったことから、経済基盤が崩れたことが一因であったとも言われています。
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