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伝統的農業水利施設(エジプト ナイロメーター)
エジプト ナイロメーター

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位置図 |
地域の名称
ローダ島 (ナイル川:カイロ県カイロ市)
築造年代
AD 716年
施設の管理者
エジプト水資源灌漑省
解説
- ナイル川はかつて毎年一度氾濫を起こしており、エジプトはこうした氾濫を災害とはせずに、農業に利用して国をなしました。ナイル川の氾濫は水だけでなく上流湿原の肥沃な土壌を運び、氾濫した土地で行われる農業はこの国に大きな恵みをもたらしました。
- こうした農業はナイル川の氾濫の時期や規模により、大きな影響を受けるため、それらを正確に予測することが非常に重要でした。ナイロメーターはそのために造られた観測施設です。ナイロメーターの仕組みは、らせん階段付きの深い縦穴が地下トンネルでナイル川と結ばれ、ナイル川の水位と連動した縦穴内の水位を階段の数で数え水位を測るというものでした。
- こうしたナイロメーターはエジプト各地に造られましたが、1972年のアスワンハイダム完成以降、ナイル川の氾濫はなくなり灌漑施設による近代的な通年農業が可能となったため、ナイロメーターはその主な役目を終えました。
- 写真のナイロメーターはカイロにあるもので、内部に水は入れらていませんが、外部に設置された水位計は今でもナイル川の水位観測に使用されています。
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