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農林水産省

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庄川合口堰堤

庄川合口1

 

地域及び施設の概要

穀倉地帯の近代化を支えた灌漑・発電用堰堤「庄川合口堰堤(しょうがわごうぐちえんてい)」~富山県砺波市金屋~

 

砺波平野を貫流する庄川に点在していた用水取入堰(せき)を集約した灌漑・発電用の堰堤で、昭和14年に完成しました。鉄筋コンクリート造で、左岸下流に魚道、両岸上流に取水口を設けています。我が国屈指の大扇状地を潤し、穀倉地帯の近代化を支え、平成16年に国の登録有形文化財として登録されました。

施設の利用状況

庄川合口堰堤から取り入れられた水は、庄川扇状地や射水山麓平野の約12,000haの農地を潤し、地域の農業を支えるとともに、生活・防火用水として年間を通じて利用され、住民の生活にも潤いを与えている重要な農業水利施設です。また、県定公園庄川峡の中に位置し、堰堤の周辺には遊歩道や公園施設等が整備され、一体的な観光資源としても活用されています。

地域の保全のための取り組み

戦前に整備された施設であり、現在までに数回の部分的な補修が行われてきました。

交通アクセス

1)北陸高速砺波ICから国道156号線を南下、砺波市内金屋交差点を左折、約1km

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3559-6338