ホーム > 組織・政策 > 水土里電子博物館 > 各地に残る水土里の足跡 > 土地改良事業史に残る産業遺産「大宝(おおだから)排水機場」
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大宝排水機場は、長い間、湛水被害にくるしんできた大宝地区を救った現存する最古のポンプ場です。
明治39年、大宝の地主であり、貴族院議員である大宝陣が各地の状況を視察し、当時の最先端をいく排水機場建設を企画。基礎工事には、東京帝国大土木課卒業後、木曽川改修、船頭平こう門建設の主任技術者でもあった青木良三郎氏、機関部は工学博士で東京豊多摩工場の工場主でありピストンポンプに関する特許を取得していた川上新太郎氏が担当して完成をみました。
当時の大宝排水機の適用面積は百三十町歩で、年平均45日間運転され、1反歩平均2斗の増収になったとされています。農業用排水設備としては全国で18番目に設置された口径20インチ以上の大型両吸込渦巻ポンプで、その受益面積が百町歩を超える設備としては全国でも5本の指に数えられるものでした。
平成6年から4カ年に渡って中部産業遺産研究会・大宝排水機調査委員会によって、学術調査がなされ、ポンプの分解調査、図面化、動力機関の調査、さらにポンプの原理を示す複製模型の製作に及ぶ調査が実施されました。
また、平成15年度には老朽化した建屋保存復旧にかかる調査が進められています。
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農村振興局整備部設計課
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