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農林水産省

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児玉久右衛門と杉安井堰

杉安井堰1  杉安井堰2  杉安井堰3

地域の概要

杉安井堰(頭首工)は、西都市役所から国道219号線を北へ約5キロメートルの一ツ瀬川の中流域に位置しています。
児玉久右衛門は、元禄2年(1689年)に穂北郷の庄屋の息子として生まれました。ところが、この地帯は水利の便が非常に悪く水が乏しい地域であり、取れるお米は年貢の10分の1程度で、先祖代々引き継がれた農地を手放す農家も少なくありませんでした。
これを見かねた久右衛門は、米良川(現一ツ瀬川)より水を引き、水田の造成を考え、藩の許可を得て、享保5年(1720年)に水路と井堰造りに着手しました。途中、出資者の変更、工事の妨害、洪水による堰の流失など幾多の問題がありましたが、享保7年(1722年)に第1期工事が完成し、14町歩(約14ha)を潤しました。寛延3年(1750年)に第2期工事が完成し、水田80町余(約80ha)をかんがいし、後に水田600町歩(約600ha)に達しました。その後、幾多の改修と昭和8年(1933年)及び昭和52年(1977年)の大改修により、現在の近代的頭首工が完成しました。
久右衛門の大事業に村民は深く感謝し、毎年米36俵を永代子孫に寄贈していましたが、現在では奉賛金として霊前にお供えし、11月には児玉久右衛門翁をしのび、慰霊祭がとり行われています。

地域の保全のための取り組み

一ツ瀬川の杉安頭首工のほとりにある『西都市土地改良歴史資料館』では、児玉久右衛門の偉業や農業農村整備についての展示があり、郷土学習をする子供たちをはじめ毎年たくさんの人が訪れています。

交通アクセス

  1. 宮交シティより1時間15分(宮崎交通バス:西都市行きに乗車)
  2. 東九州自動車道・西都ICより車で北へ8km(約15分) 

関連ホームページ

宮崎の水土を拓いた人々(宮崎県ホームページ)(外部リンク)

お問い合わせ先

農村振興局整備部設計課
ダイヤルイン:03-3595-6338
FAX:03-5511-8251