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農林水産省

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通潤用水と白糸台地の棚田景観

通潤用水と白糸台地の棚田景観

(山都町教育委員会 提供)

通潤用水と白糸台地の棚田景観

地域の概要

「通潤用水と白糸台地の棚田景観」は、国指定重要文化財である通潤橋を含む「通潤用水」によって形成された棚田景観です。通潤用水は、1854年(安政元)に飲料水も事欠く地域であった白糸台地の村々の要望を受け、矢部手永惣庄屋であった布田保之助が中心となって建設されました。建設に係る費用や技術的検証に至るまで、すべて地域が担い、通潤用水の整備は「近代社会へ継承される地域運営能力の到達形態」と評価できます。また用水管理のルーツも建造当初にさかのぼり、この伝統ある管理形態によって、棚田が現在に至るまで維持されてきました。このような歴史的価値の高い歴史遺産により形成された棚田は、希少性の高い水生生物が生息するなど、他にも様々な特性を有しています。1991年「美しい日本のむら景観百選」、2006年「疏水百選」、2014年初代の「かんがい施設遺産」などにも選定を受けています。

選定範囲

 

選定範囲図

国指定重要文化財「通潤橋」の南、南北約5キロ、東西約3キロに広がる白糸台地にあります。

四方を笹原川、千滝川、緑川、五老ヶ滝川に囲まれており、独立した水系が存在しません。通潤用水建設以前は、十分な農業用水を得ることが難しく、非常に生活が困窮していたと伝わっています。

白糸台地の面積は、約600haで、平成20年7月現在、重要文化的景観に選定されている区域は、約63.8haです。

選定範囲図

九州山地側からみた白糸台地

(手前の河川は緑川)

景観の種別

  1. 水田・畑地など農耕に関する景観地

  2. ため池・水路・港など水の利用に基づく景観地

  3. 道・広場などの流通・往来に関する景観地

(重要文化的景観選定基準に基づく景観の種別)

地域の取組み

重要文化的景観選定を受けて、地元自治振興会では、通潤橋「水ものがたり」という名称で白糸台地の棚田米を消費者に届ける取組を行っています。

交通アクセス

車の場合

  • 熊本市~通潤橋 約42キロ
  • 九州自動車道 御船IC~通潤橋 約27キロ(約45分)
  • 九州自動車道 松橋IC~通潤橋 約36キロ(約45分)
  • 阿蘇くまもと空港~通潤橋 約46キロ
  • 宮崎県高千穂町~通潤橋 約48キロ

公共機関の場合

  • 熊本交通センターからバスで1時間25分(熊本バス矢部行きまたは馬見原行き)
  • 福岡市内より高速バスで約2時間30分(博多~延岡間 高速バスで山都下車)

関連ホームページ

 

お問合せ先

農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5562)
ダイヤルイン:03-3595-6338
FAX:03-5511-8251