水鳥の楽園「三島池」

地域の概要

三島池は約800年前に築造された周囲800mの農業用ため池であり、20haの農地がその水を利用しています。現在はオシドリ（滋賀県レッドリスト※希少種）が生息するとともに「マガモ自然繁殖南限及びその生息地」となっており、水鳥の貴重な生息環境となっています。また県指定史跡名勝天然記念物となるなど周辺景観と整合した素晴らしい環境を創造する農業水利施設でもあります。三島池周辺と近傍の中山道柏原宿は、米原市を代表する景観を有し、湖国百景にも選ばれ、中山道に沿った町並みは今も昔の面影を残しています。（※滋賀県レッドリストとは「滋賀県で大切にすべき野生動植物（2011年版）」を指します。）

地域の保全のための取り組み

三島池は、農業用施設として地元集落、米原市が施設の維持管理、保全活動をされています。また、NPOなどによる活発な環境保全活動が展開されています。

交通アクセス

（ア）東海道本線近江長岡駅下車北西約2km

（イ）名神高速道路米原I.Cより東へ12km周辺