干拓地の営農を支えた3樋門
地域の概要
旧灘崎町(現岡山市)は、江戸時代から昭和39年までの数百年間に及ぶ干拓により、肥沃な農地へと変遷を遂げ、かつての海面は、現在では児島湖としてその面影をとどめているにすぎません。町の面積の3分の2は児島湾の干拓によって生まれた土地で、宮川樋門(みやがわひもん)、片崎樋門(かたさきひもん)常川樋門(つねかわひもん)の3樋門は農業用水の調整に使われ、地域の営農を支えてきました。干拓地は岡山県の台所を支える一大穀倉地帯として、米や麦を中心に千両なすやレンコンの産地として、今も発展を続けています。
地域の保全のための取り組み
3つの樋門を指定文化財に指定し、その保存に努めています。
交通アクセス
(ア)JR宇野線「迫川駅」下車、徒歩20分
(イ)岡山ICから国道53号、国道30号線経由灘崎町七区入口東150m
お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3559-6338
FAX:03-5511-8251