農業水利施設の管理を通じて、農村や地域の発展・安全に貢献したい
名取土地改良区 仙石 覚氏(宮城県名取市) 取材年月:平成27年8月
【名取土地改良区】 仙台平野の南部に位置し、北は名取川、南は阿武隈川に囲まれた「名取耕土」と呼ばれる地域にある。名取市、岩沼市、仙台市に広がる約3,600haの水田への用水施設と排水施設の管理等を行っています。 |
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1.穀倉地帯「名取耕土」での悩み 水田のほとんどが湿田・半湿田の状態で、豪雨時には、河川は氾濫し、たびたび湛水被害を受けていた名取川地区。名取土地改良区が管理する施設は地域の生命線となっています。 |
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名取川、阿武隈川に囲まれる「名取耕土」(写真は仙台空港周辺) | |
2.四苦八苦の排水操作 苦労が多いのは排水操作とそのタイミングです。降雨量や降雨強度から経験的な判断で排水操作を行います。 ゲリラ豪雨など、水の出方が変化している近年、迅速な排水操作を心がけたり、状況に応じて緊急時の点検ルートを見直すなど細心の注意を払っています。 |
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細心の注意を払う排水操作 | |
3.的確な災害対応 幾つもの豪雨災害を経験し、災害は何時やってくるかわからないという常日頃の心がけがあるからこそ、的確な判断と対応が出来ます。 |
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的確な判断力を要する災害対応 | |
4.地域を守る土地改良区 日々の施設管理に細心の注意を払うことで、農業水利施設の多面的機能が発揮されます。 このことにより、農地と住宅地が混在している名取川地区で、農業水利施設が市街地への雨水を排除し、水害から地域を守っています。 |
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地域を守る施設管理 | |
5.今後の取組み これらの業務を行っている土地改良区の役割を理解していただけるよう啓発活動にも取組み、農村や地域の発展に貢献していきたいです。 |
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現地学習会 |
添付資料
☆インタビュー記事です!☆農業水利施設の管理を通じて、農村や地域の発展・安全に貢献したい(PDF : 300KB)
関連ホームページ
名取土地改良区(外部リンク)お問合せ先
農村振興局整備部設計課
代表:03-3502-8111(内線5561)
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