このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

「自然をいただく!発電する用水路」のパイオニア

各務用水土地改良区  事務局長    波能  寿子氏(岐阜県岐阜市)  取材年月:平成28年9月

【各務用水土地改良区】
各務用水土地改良区は、世界農業遺産に登録された「清流  長良川の鮎」でも有名な長良川から取水して、岐阜県関市、各務原市、岐阜市の3市に跨がる約560haの受益を潤す用水施設を管理しています。

1.事務局長への転任

波能さんは、土地改良区のOA化を進めるため、平成20年度より書記として各務用水土地改良区に勤め始めました。
平成24年当時、土地改良区としては未知の事業であった太陽光発電を推進していくため、何事も前向きに取組める熱意を持った人物が必要と理事長は感じ、事務局長として波能さんを任命しました。
波能事務局長
波能事務局長

2.太陽光発電事業への挑戦
紆余曲折の上、平成25年度に太陽光発電施設が完成しました。大々的にマスコミにも取上げてもらい維持管理費の軽減にも寄与していますが、発電事業で得た最大の宝物は、土地改良区の役員が力を合わせ、様々な困難を乗り越えることができた喜びや自信です。発電する用水路
発電する用水路

3.各務用水を次世代に引継ぐために
水路だけ守っても、農地・地域が荒廃してしまったら意味は無い。施設管理だけではなく、地域の業業を守っていくのが土地改良区の仕事です。
各務用水を地域の宝にしたいとの想いから、様々な取組をしています。安全を守りながら子供に各務用水の思い出を残す取組を現在も模索中です。各務用水自然観察会
各務用水自然観察会

4.継承する開拓者精神
125年もの苦難の歴史を乗り越えてきた各務用水は、先人たちの開拓者精神を受継ぎ地域農業と用水を次の世代に引継いでいます。開拓者精神を継承する各務用水
開拓者精神を継承する各務用水

添付資料

☆インタビュー記事です!☆
「自然をいただく!発電する用水路」のパイオニア (PDF : 388KB)

関連ホームページ

各務用水土地改良区(外部リンク)

お問合せ先

農村振興局整備部設計課

代表:03-3502-8111(内線5561)
ダイヤルイン:03-3502-6204