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農林水産省

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遠州南部

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遠州南部 

トウモン文化伝承館 

地区テーマ:トウモン文化の伝承

アクセス

遠州南部地区の概要

各集落は、冬季に平地に吹く季節風「遠州のカラッ風」から家屋を守るために樹木で屋敷を囲う「マキ囲い」や、五穀豊穣を祈願する鎮守の森等、田園に浮かぶ緑の小島のような風景を形成しており、今もなお美しい田園風景が残り、多くの生き物が生息しています。また、伝統的農業施設や神楽、祭礼などの伝統文化も受け継がれています。

南遠州(旧大須賀町、旧浅羽町、旧福田町の3町)のエリアを屋根のない博物館としてとうもん(「稲面(とうも)」または「田面(たおも)」に由来するといわれる言葉)の歴史、伝統文化、自然、農業を展示物として保存します。 

地域の歴史的特徴

昔からの農業地域であり、古くは平安時代に浅羽の荘として藤原氏一門の学問の府「勧学院」最大の荘園で、国政を動かす教育の経済基盤として重要な役割を果たしてきました。その後、横須賀藩の行った治水対策(大囲い堤)によって、1,000町歩にも及ぶ田園地帯(トウモン)の基礎が造られました。近年になり排水路整備や用水の整備等により県下随一の美田が形成されました。また、これらの農地整備の恩恵を受け、海浜地域で夏作に適した砂地農業も栄えました。

主な展示物

豊かな自然と親しむ豊かな自然と親しむ

  • 小鳥の回廊鎮守回生森の道
    小鳥の回廊鎮守回生森の道
    梅山八幡神社の「鎮守の森」と周辺の水田をつなぐフットパスとして集落道を整備しています。

 

  • メダカの回廊生き物楽園広場
    メダカの回廊生き物楽園広場
    メダカの回廊生き物楽園広場では、メダカやカエルなど、水田に生息する生物を観察できるように整備しています。

文化人々の営みと文化を感じる

  • 大須賀町の城下町の面影
    大須賀町の城下町の面影
    城下町の面影を残す大須賀町では、地元の農産物を使用した醤油、味噌、地酒、和菓子など、歴史と風土から生み出された特産品が多くみられます。

 

  • 田楽の郷(十内圦記念公園)
    田楽の郷(十内圦記念公園)
    河川横断地下水路で、歴史的農業水利施設「十内圦(じゅうないいり)」を保全し、水に恵まれなかった地域の歴史を伝えています。

保水力に欠ける大須賀地区西大渕の田畑では、干ばつによる被害に悩み、水の確保に苦労してきました。江戸時代に西大谷川の地下をくぐって坊主渕川の水を導く、石の地下水路(十内圦(じゅうないいり))が造られました。工事は難航し、十内圦は俗に地獄圦と呼ばれました。完成以来昭和44年に大井川用水が引かれるまで、100ha余の田畑を潤しました。今でも地域のお年寄りが毎月一回、工事を許可した当時の藩主が祀られたお堂に集まり、その偉業に感謝しています。十内圦は現存しているものの痛みが激しく、取水口はコンクリートで塞がれています。

 

  • 清ヶ谷掘り抜き井戸(掘り抜き井戸広場)
    清ヶ谷掘り抜き井戸(掘り抜き井戸広場)
    大井川右岸の農業用水が整備される以前、小笠山からの湧水を用水としていましたが、安定した用水が確保されると井戸やため池は姿を消し、本井戸だけが現存し渇水期には補助用水として大切に管理されています。トウモンを潤した歴史的施設として現存する清ヶ谷掘抜き井戸を、歴史的農業施設として後世に伝えています。

土地の歴史に触れる土地の歴史に触れる

  • 命山広場
    命山広場
    津波や高潮から地域住民を守る歴史的防災施設「命山(いのちやま)」を保全し、歴史、役割、構造を伝えています。

南を遠州灘、東を弁財天川、北を入り江と三方を水に囲まれた大野・中新田地では、高潮の被害に絶えず悩まされ、多くの人々が命を落としました。その後、生き残った人々が高潮の際の避難所として「命山」を築き、その後の高潮もこの塚に登って助かったそうです。砂山に築かれた山でありながら、300年を経た今も存在し、文化財として保護されています。

 

  • 磐田用水跡遊歩道
    磐田用水跡遊歩道
    広大なトウモンを潤す磐田用水の歴史や役割を伝承しています。

磐田用水は地域の水田を潤す農業用水路として整備されましたが、現在は地中化され、地域の人達が日常生活の中でその歴史などを知る機会があまりなくなっていました。そこで、その跡地にトウモンを潤してきた用水の歴史と功績を紹介する遊歩道の整備を行い、水と農業の歴史を後世に伝え継いでいます。 

 

  • 鳥羽野遊歩道
    鳥羽野遊歩道
    地域の水辺空間を保全し、トウモンを水害から守った「浅羽大囲堤」の歴史を伝承します。

かつて原野谷川の旧河道だった鳥羽野排水機路の堤防を整備した遊歩道です。春の花の季節から実りの秋にかけては水の流れが豊かになる時期ですので水のせせらぎを聞きながら季節ごとの景観を楽しむことが出来ます。 


体験する体験する

  • ウォーキングイベント
    ウォーキングイベントの写真1ウォーキングイベントの写真2
    ウォーキングの内容は、「横須賀城跡」や、「撰要寺」などの、風情ある町並みを巡ったり、小笠山周辺の茶畑や、海岸沿いの農地で芋や大根、とうもろこしなどの農地を巡るコースもがあります。

また、参加者全員がゴミ袋、手袋、タオルを持って、道のゴミを拾いながら歩く「エコウォーキング」も行われています。 

 

  • いもほり
    いもほり体験

いもほりなどの農業体験をとおして、農業を知らない子供たちに農業の楽しさと大変さを伝えるために行っています。自分たちで植えたものを自分たちで収穫する喜びを感じてもらため、年間通して活動しています。 

 

  • そば打ち体験
    そば打ち体験

そば打ち体験を通して、畑で採れたものがどのようにして料理に変わっていくのか知ってもらうのと、「とうもん」に伝わる郷土の味も伝えていくために行っています。 

 

  • いきもの調査
    いきもの調査

農業とは切り離せない自然に目を向けてもらうために、いきもの調査を行っています。「とうもん」は豊かな自然が残っていて、農村文化が支えられていることを知ってもらうために行っています。

コア施設

とうもんの里総合案内所

田園空間博物館南遠州とうもんの里の情報発信を行う施設です。
この総合案内所はとうもんの文化伝承の様々な活動の拠点となり、多くの人の交流の場になります。

名称所在地開館時間休館日
とうもんの里総合案内所 静岡県掛川市山崎233 9時~17時 火曜日

施設利用料:無料(研修室などの施設は有料)

お問い合わせ先:電話:0537-48-0045
FAX:0537-48-0020

お問い合わせ先

農村振興局整備部農地資源課 
担当者:経営体育成事業推進班
代表:03-3502-8111(内線5614)
ダイヤルイン:03-3502-6277
FAX:03-3592-0302