山東、伊吹の両地域は、水利、文化、教育、生活面等で古くより連携しながら発展してきた経緯を有しています。また、姉川、弥高川の扇状地地形上にあり、扇端部では湧水が見られます。また、乏水地であるため、古くからため池や揚水ポンプ場が築造されています。さらに、太鼓踊りや松明祭り等の雨乞い行事が伝承されています。このため、伊吹山麓扇央部では、水利に恵まれない土地を有効に利用して平核無柿が栽培され、本地域を代表する特産物になっています。
当地区の大原野と呼ばれる地域では、約1,300年前に、伊吹山を水源とする姉川から取水する「出雲井」と呼ばれる農業用水路が開削されており、集落内では生活用水としても利用されながら周辺の農地を潤し続けてきました。また、水の確保に苦労してきた地域であり、数多くのため池を築造したり、湧水を活用したりするなど、水を大切にしてきたという地域の歴史があります。
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