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MAFF TOPICS affラボ

【affラボ】 母の日の感謝の気持ちも長続き?


母の日の感謝の気持ちも長続き?

母の日のプレゼントの定番といえば、カーネーションの花束。1992年から15年間の研究の結果、切り花の状態で約20日間、花の美しさを維持できる新しい品種が開発されました。従来品種の約3倍の優れた花持ちを示します。今夏より、生産者向けの苗の販売が開始され、来春の母の日には生花店の店頭に並ぶ予定です。

開発したのは独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所」。新形質花き研究チームの小野崎隆上席研究員によると「花の新品種というと、花色や花型の研究が盛んですが、アンケートで消費者が切り花に求めているのは花持ちだと分かりました。カーネーションの花は『エチレン』を発生して老化します。品種改良により、エチレンがほとんど発生しないようになりました。研究所の気温23度、湿度70%の環境下では、約20日間持ちます。気温が低い冬の玄関先などではさらに長くなります」と説明しています。

今回開発された「ミラクルルージュ(赤色)」「ミラクルシンフォニー(白色に赤の斑紋)」は、約10年間、花持ちの良い個体を選んで交配を続け、遺伝的に花持ちの良い性質が得られたもので、花持ちを良くするための品質保持剤処理を行わなくても優れた花持ち性を示します。小野崎さんは「花持ちの良いものを選ぶには、毎日観察を続けるしかありません。地道な作業が開発の決め手でした。次は、花持ち1カ月以上を目指しています」と話しています。これからは、長持ちするカーネーションの花束で、お母さんへの感謝の気持ちも長持ちしそうです。

同じ条件の切り花検定室で、花持ちが良好な株を探す
同じ条件の切り花検定室で、花持ちが良好な株を探す
ミラクルルージュを育てている「花き研究所」の温室
ミラクルルージュを育てている「花き研究所」の温室

写真=向井渉

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