朝もやの棚田
| このコーナーでは、百年後も残したい農山漁村の風景を、四季折々の美しい写真で紹介していきます。 |
「千枚田」とも称される棚田は、まさに日本の原風景だ。
山懐に鱗のように、あるいは大地の皺のように連なる曲線の美しさは、わたしたちの心の深い部分を刺激する。
そして棚田は、山から流れ出す水を蓄え、稲を育て、多様な生き物たちを育んできた。
しかし、全国各地の棚田はいま、担い手の減少などによって荒廃化が進み、次々とその姿を消しつつある。
日本の文化遺産として、資源としての棚田を守ろうと、いま全国各地では、オーナー制度やボランティアによる活動などが行われている。
新潟県松代市(現・十日町市)5月撮影(写真/JTBフォト)