ホーム > 報道・広報 > 2012年aff(あふ)2月号 > aff(あふ)バックナンバー > 07年4月号目次 > 特集1 バイオマスがひらく地球の未来(4)
| 世界的に見ても、バイオ燃料への注目度は非常に高まっている。特にアメリカとブラジルのバイオ燃料生産量は突出しており、世界の生産量のおよそ7割をこの2国が占めている。今年1月、アメリカのブッシュ大統領は一般教書演説で、「2017年までに、350億ガロン(約1億3000万キロリットル)に及ぶバイオ燃料などの代替燃料を導入する」と発表した。現在、アメリカのバイオ燃料は約75億ガロン(約2000万キロリットル)だから、今後10年で6~7倍に増やそうとしているのだ。 バイオ燃料の混合率を見ても、ブラジルでは20~25%の直接混合、アメリカのいくつかの州では10%の直接混合が義務化されている。さらにブラジルでは、E100(バイオエタノール混合率100%)、アメリカではE80を、すでに一部で導入している。これに対して日本では、E3の実証実験中という段階。バイオ燃料の導入については、まだまだ日本は“発展途上国”と言わざるをえない状況にある。 |
![]() ![]() 写真提供/時事
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| ブラジル | 米国 | 日本 | |
| 導入方法 (直接混合 or ETBE) |
直接混合 | 直接混合 | 直接混合、ETBE ※1 |
| バイオエタノール 生産量(2005年) |
1,607万キロリットル | 1,621万キロリットル | 30キロリットル(実証段階) |
| 原材料 | サトウキビ | トウモロコシ | サトウキビ糖みつ、建設発生木材など |
| 混合率 | 20〜25%で義務化 * E100も一部で導入 |
10%(ミネソタ、ハワイ、モンタナ、ミズーリ、ワシントンの5州で義務化) * E85も一部で導入 ※2 |
上限3%(揮発油等の品質の確保等に関する法律) |
| 税制優遇措置 | 約15円/リットルの減免 | 約16円/リットルの物品税控除 | ─ |
| 導入目標/義務 | 混合率20%を基本としてエタノールの供給状況に応じて20〜25%の間で変更可能 | 2005年エネルギー政策法・再生可能燃料基準(RFS):自動車燃料に含まれる再生可能燃料を2012年に2800万キロリットルとする | ─ |