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![]() Profile くりはら・ゆか
1975年東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科在学中より「プロ野球ニュース」などに出演。卒業後はフリーアナウンサーとして、報道、スポーツニュース系の番組を中心に活躍。TBS系「世界陸上」「長野五輪」ではリポーターを務めた。2001年、当時巨人に所属していた岡島秀樹投手と結婚。今年4月から岡島投手が所属するレッドソックスの本拠地、米ボストンに在住。一男一女の母でもある。 ![]() 夫のボストン・レッドソックス岡島投手(写真/AFP=時事)
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ボストンに引っ越してきてちょうど2カ月。今年からメジャーリーグに移籍した夫は、最高のスタートを切ることができて、楽しく充実した毎日です。家では夫の健康管理や好みもあって、ほとんどが日本食なためか、あまりアメリカで生活しているという実感がわかないまま、2カ月が過ぎました。 そんな中で、日本との違いを一番感じるのが食材かもしれません。酢の物やサラダを作るために、よくキュウリを買うのですが、アメリカのキュウリは太い。日本のキュウリの4倍ぐらいの太さです。酢の物といえば小口切りが普通ですが、そのままだと口に入りづらいので、うちの酢の物はイチョウ切りなんですよ。逆に、ニンジンやダイコンは細いです。でも、味はほとんど変わりません。主人も形の違いは気にならないみたいで、「味は同じ。食べてしまえば一緒」と話しています。 魚を料理することも多いのですが、日本の魚屋さんとは品揃えが違うし、英語の魚の名前が分からないので大変です。知らない名前の魚だと、あの魚はブリに似ているから照り焼きにしてみようとか、あの白身はタラっぽいから煮付けを作ろうとか、見かけで判断して献立を決めます。食べてみるまでがちょっとした冒険なんですが、今のところ成功の確率が高いです。家庭料理はやはり経験値がものを言いますね。私の主婦としての勘もなかなかのものだと自信を持ちました。 魚といえば、こちらには、日本のような魚焼きグリルがありません。キッチンに作りつけの、七面鳥がまるごと入るような大きなオーブンで、小さな魚の切り身を焼いています。また、温度表示が華氏なので、オーブンの温度調整も感覚勝負なんです。最近、華氏400度(摂氏約204度)が、魚を焼くのにちょうど良いのが分かってきたところです。 何の魚か分からなくても、オーブンで焼き加減が微妙だったとしても、主人は「おいしい」と食べてくれます。もともと体調管理のために自分で節制できる人なので、スポーツ選手の妻といっても、食事づくりなどで私が特別にすることはあまりありません。私が何か言うよりも、チームの先輩や専門家の人から話を聞いた方が参考になりそうだし。私は、遠征先から家に帰ってきたときに、日本にいたときと同じ自分の好物が食卓に並んで、ホッとしてもらえたらいいなと思っています。19試合連続無失点のときも、主人は「こんなに良いはずがない。ヘンだよな~」と話していたくらいですから、家では本当に力が抜けていますよね。 実は、4月に私がボストンに来て、主人のために最初に作ったのがひじきの煮物。「うわーっ、ひじき好きなんだ!」とすごく喜んでくれました。時々、日本の繊細な食材や、調理器具が恋しくなるときもありますが、アメリカで手に入るものでつくる和食で、主人を応援していきたいと思います。 |