【MAFF NEWS】 自然と人間との共生「コスモス国際賞」
第15回の受賞者はロンドン大学のメイス博士
1990年に大阪で開催された国際花と緑の博覧会を記念して、93年に創設された花の万博記念「コスモス国際賞」が今年第15回の授賞を迎えます。この賞は、財団法人国際花と緑の博覧会記念協会が花の万博の「自然と人間との共生」という基本理念を継承しさらに発展させるため、この理念に沿った国内外の優れた研究活動や業績を対象に表彰するもので、この分野では権威のある賞といわれています。
今年の受賞者は、英国のロンドン大学教授、ジョージナ・M・メイス博士です。メイス博士は、人間活動の自然に対する脅威を訴え、その活動は種の保存、生物多様性保存に大きく貢献するとともに、絶滅のリスクを削減するための長期的なビジョン策定に取り組んでいる保全生物学の第一人者。IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストの根拠となる「絶滅危惧種を特定する基準」の立案に中心的な役割を果たしました。
メイス博士は受賞について「歴代の受賞者は大きな影響力をもつ業績を上げておられる科学者ばかりで、その列に加えていただいたことを誇りに思います。(研究の結果である)レッドリストがプログラムとして確立され、世界中の種の現状を絶えず評価できるようになっていることを喜んでいます」と述べています。
第15回コスモス国際賞を受賞したジョージナ・M・メイス博士