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MAFF TOPICS affラボ

【affラボ】 抗アレルギー物質メチル化カテキンで注目 「べにふうき緑茶」


「べにふうき緑茶」 鹿児島県で栽培されている「べにふうき」。他の緑茶と比較して葉が大きく厚く、収量が多いのも特長のひとつ

鹿児島県で栽培されている「べにふうき」。他の緑茶と比較して葉が大きく厚く、収量が多いのも特長のひとつ

抗アレルギー物質の「メチル化カテキン」への注目が高まっています。独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構・野菜茶業研究所が育成した「べにふうき」というお茶はこの物質を多く含んでおり、飲料メーカーと共同研究の結果、「べにふうき緑茶」が開発され、1月からペットボトルが店頭に並ぶようになりました。

同研究所の野菜・茶機能性研究チーム長、山本万里さんはメチル化カテキンについて、「アレルギーは、花粉などのアレルゲンが体内に入ってできる抗体がマスト細胞の表面に付くことがきっかけとなります。メチル化カテキンは抗体が付いてもマスト細胞の活性化を抑制するので、アレルギー全般に効果があるのです。通常の緑茶カテキンにも同様の働きはありますが、メチル化カテキンは体に吸収されやすく、代謝されにくいので、体内で長時間その働きが維持されます」と説明します。

名前からも分かるように「べにふうき(紅富貴)」は、当初、紅茶として育成されましたが、一般に広く知られることはありませんでした。2001 年、メチル化カテキンの含有量が多いことが分かり、同年に農林水産省の研究資金に採択され、産学官連携のもと、機能の解明や商品開発が進められることに。「ただし、紅茶に加工するとメチル化カテキンが消失してしまうので、緑茶として開発することになりました」と山本さん。ペットボトルのお茶に続いて、年内に色々な生活用品の発売が予定されています。

一方、紅茶としても昨年、本場の英国の食品コンクール「グレート・テースト・アワード」で金賞を受賞。味の良さでも人気を呼びそうです。

農林水産技術会議ホームページ http://www.s.affrc.go.jp/
べにふうき緑茶ホームページ(アサヒ飲料) http://www.asahiinryo.co.jp/benifuuki/
写真=向井渉

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