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特集1 食料の未来をたしかなものに(1)


日ごろ食べているものが、どこで作られているか、ご存知ですか?
現在、日本では食べものの6割以上を海外から輸入しています。
食料自給率39%…この現実を見つめつつ、私たちの食べものについて、一緒に考えてみましょう。

いま日本は、食料の6割以上を海外からの輸入に頼っています。その背景には、私たち日本人の食生活や国内の農業生産の状況など、さまざまな要因が横たわっています。

グラフを見てください。オーストラリアやカナダ、アメリカなど、広大な国土を持つ国々の食料自給率が高いことは想像できるとしても、イギリスのように国土面積の狭い国や、スイスのように山がちな国と比較しても、日本の食料自給率は低い水準にとどまっています。

日本のように狭い国土のもとで豊かな食生活を送るためには、海外の食料にある程度依存することにはやむをえない面もあります。ただ、これ以上依存度を高めれば、食料供給の不安定感が高まります。また、輸入食料を特定の少数の国に依存しているため、日本の食料が相手国の事情に左右されやすいことも知っておかなければなりません。

食料の未来をたしかなものにするためには、こうした認識が広く共有され、国や地方公共団体、生産者、食品産業事業者、そして消費者が「自分たちにできることは何か」をそれぞれの立場で考えることが必要です。

わたしたちの健康のために、ふるさとのために、そして未来の子どもたちのために、食料の未来について考えてみませんか?

主要先進国の食料自給率

主要先進国の食料自給率
日本の食料自給率は39%(カロリーベース・平成18年度。他の国は平成15年度)です。では、他の国ではどうなのでしょう?オーストラリアが237%、カナダが145%、アメリカが128%です。日本とほぼ同じ面積のドイツは84%。日本の食料自給率は先進国の中で最低水準なのです。


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