ホーム > 報道・広報 > 2012年aff(あふ)5月号 > aff(あふ)バックナンバー > 08年5月号目次 > 特集1 食料の未来をたしかなものに(5)-1/2-
| 世界の食料不足が加速化しています。世界経済フォーラム(WEF)は今年1月、食料問題について「これまでにない根本的な変化が起こっている可能性」を指摘する報告書を発表しました。 |
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毎年、世界各国の首脳や、多数の知識人、ジャーナリストが参加する「ダボス会議」を主催するWEFは、今年1月9日、「グローバルリスク2008」と題した報告書を発表。食料安全保障について、金融システム、サプライ・チェーン、エネルギーと並ぶ世界規模の主要リスクであると分析しました。 報告書では、トウモロコシや小麦の価格高騰に触れ、食料安全保障が世界的・地域的観点で、主要なリスクの一つとして顕在化し、これまでの歴史の中で繰り返されてきた短期的な状況変化ではなく、不確定性が増しており、これまでにない根本的な変化が起こっている可能性にも言及。 急激な人口増加に加え、途上国におけるライフスタイルの変化による食料需要増大の加速化、バイオ燃料の需要増加、気候変動による食料生産の不安定化などが今後の食料安全保障の問題に大きな影響を与える要因と分析。 結論として、各国の政策担当者は食料を戦略物資として再考し、政策を見直す必要があると指摘し、近い将来、世界の食料供給システムの回復力が試されるような事態が発生すると予測しています。 |
