【MAFF NEWS】 食品残さを活用した「エコフィード」でブランド豚肉を食卓へ
食品産業から出される多様な食品残さ。これを活用して飼料を製造する技術が確立されました。
わが国の飼料自給率の向上や飼料コストの低減も期待できます。
単なるリサイクルを超えた「食の循環」へ
(独)農研機構畜産草地研究所を中心とする産学官連携によって、食品残さを活用した液状飼料を豚に与える技術「発酵リキッドフィーディング」が確立され、第6回産学官連携功労者表彰において農林水産大臣賞を受賞しました。
同研究所とともに開発に携わった小田急フードエコロジーセンターでは、沿線で排出された大量の残さを収集し、食品循環資源として分別。飼料化施設にて乳酸菌発酵させ、液状飼料に調製して提携の養豚農家に出荷しています。この飼料で育った豚肉はブランド豚肉として店頭に並び、再び消費者の食卓に上る仕組みになっています。
「はじめは環境に意識の高い人が購入していくケースが多かったのですが、最近では『みずみずしい』『従来の豚肉のような臭みがない』など、味わいそのものが評価されています。通常よりもやや高価な値段設定ながらよく売れています」と売り場担当者は言います。「食の循環」が、単なるリサイクルにとどまらず、付加価値のある商品を流通させるというメリットも生み出しています。
パンくず、麺くず、菓子くず、米くず、廃牛乳、ヨーグルトなどの残さから作られた発酵リキッド飼料の給餌

多様な食品残さの分別と混合の後、特定の乳酸菌を用いて発酵リキッド飼料を調製
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ブランド豚肉として店頭に並ぶ
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