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| 7月9〜11日、石川県白山市立美川小学校の6年生27名が、奥能登珠洲市(すずし)の里山・里海を訪ねました。 aff編集部は、この2泊3日のプランに同行。子どもたちの奮闘ぶりに密着しました。 |
![]() 麦わら帽子をかぶった地元の新出幸雄さんは、イソガニ捕りの名人。「自然は宝です。自分たちの手で守らなければ」と語る
![]() アジの串打ちに挑戦。お手本の見事な手さばきに集中して見入る
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磯で出会った見たことのない生物
「わっ、動いてる!何だこれ」 とヤドカリを触って驚く子。ジャバジャバと豪快に海に入っていく子、濡れるのをためらい岩場でじっと立ちすくむ子。 この日、石川県の白山市立美川小学校6年生27名が訪れたのは、“奥能登”と呼ばれる能登半島の突端の地、珠洲市の磯辺。農山漁村での宿泊を体験する「ふるさと子ども夢学校」に子どもたちが参加するのだ。 まず子どもたちが訪れたのは、平成16年に3つの小学校が統合され、使用されなくなった珠洲市立小泊(こどまり)小学校校舎を利用した「能登半島 里山里海自然学校」。校内にある食堂「へんざいもん(“家の周りにあるもの”という意味の方言)」で、地元のお母さんたちが奥能登の食材を使った昼食を作ってくれました。特に大人気だったのが、野菜の煮しめやポテトサラダに使われたジャガイモ。「ほくほくしておいしい」との声に、地元のお母さんたちは「今朝、掘ってきたばかりの新じゃがよ。みんなで育てているの」とにっこり。そのほか、すぐ下の海でとれたモズク入りの味噌汁、珠洲市蛸島(たこじま)で作られた豆腐入りハンバーグ、有機肥料で育てられた地元米のご飯などが並びました。 昼食後はひとつひとつの食材についての説明を受け、「フードマイレージ」などの学習をした後、みんなで歩いて小泊の磯へ。網を手に、磯遊びと生物観察が始まりました。 「岩がごつごつしていて、うちの近くの海と全然違う」 と最初は戸惑っていた子も、恐る恐る足を水に浸けるとたちまち活発になり、「小魚かわいい!」とはしゃいだり、「イクラはいないの?」といった珍問まで飛び出したり…。 「こうやって石をめくればカニがいるよ」と、磯の中で地元ボランティアのおじさんに教えられ、あちこちで「カニ、ゲット!」の声。巨大なウミウシが怒って紫色の液体を吐く様子など、初めて見る生き物に興味津々だったようです。 この日の宿泊は、国民宿舎能登きのうら荘、珠洲市の海でとれたアジの串打ちを体験し、その塩焼きが夕食に登場しました。食後は、星空観察。潮騒が聞こえる静かな海辺で天体望遠鏡を覗いたり、能登町にある柳田星の観察館「満天星」からやって来た土川啓さんの、宇宙の果てについての話に聞き入りました。 |
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![]() 上/国民宿舎の駐車場で星空観察会。暗くなると雲が途切れて、多くの星が夜空に浮かんだ
左/まずはお手本を見て、次は実践。体験してこそ、本当に理解できる |