ホーム > 報道・広報 > 2012年aff(あふ)2月号 > aff(あふ)バックナンバー > 08年8月号目次 > 特集2 季節の食材まるかじり 第3回(3)
![]() 石巻魚市場(株)代表取締役社長
須能 邦雄さん ![]() 出荷用の箱に丁寧に貼られる「金華かつお」のシール
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大衆魚だからこそブランド化
ご存じのとおり、カツオは典型的な大衆魚です。そのカツオに産地のブランドを付けるということに、われわれ自身、ちょっと躊躇(ちゅうちょ)があったのも事実でした。ブランドといえば、誰もがまず思い浮かべるのは高価な時計や装身具、高級車あたりでしょうからね(笑)。実際、「金華かつお」のシールを貼っても、他の産地より高い値がつくわけではないのです。そんな中、あえてブランドにこだわった最大の理由は、石巻港でカツオの水揚げや出荷に携わるすべての人に「プライドを持って仕事をしてほしい」という想いがあったからにほかなりません。 金華山沖で獲れるカツオは、餌や海水温などの関係で、脂の乗りが非常にいいのが特徴です。今朝水揚げされた上りカツオでも体脂肪率は12〜13%あり、これが秋の戻りカツオになると、体脂肪率はさらに10%ほどもアップします。つまり、「われわれはいいもの、美味しいものを扱っているんだ」という自信を漁業関係者すべてに持ってほしかったのです。 石巻のカツオは、これまでも漁業関係者の間では高い評価を得てきましたが、気仙沼(けせんぬま)産や塩竃(しおがま)産などに比べると、消費者に知名度が低いという弱点がありました。しかし、「金華」という言葉は響きが良く、印象も強いので、すぐに覚えてもらうことができます。だから、一度でもこの美味しさを経験した人なら、次にカツオを買うときも必ず「金華」を手にとってくれると思います。 これから始まる「戻り」の季節、脂の乗りきった金華かつおは舌の上でとろけるような最高の味になります。これをひとりでも多くの方々に味わっていただけると嬉しいですね。 【金華かつおのブランド基準】
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