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特集2 食材まるかじり ごまのチカラ(3)


ごまをおいしく

家庭でのひと手間で、香ばしく、おいしいごまがいただける。

ごまは生のまま食べることはできないので、調理をするときは必ず「いる」ことからはじめます。ポイントは、「食べる量を食べる直前に」。いりごまもすりごまも、便利なパック入りの商品がありますが、いりたて、すりたてのごまは格別。香ばしいごまを使えば、料理もいっそう引き立ちます。
すり鉢にすりこ木と、昔ながらの道具を使えばおいしく、香りよく仕上がりますが、今は便利なミル式のすり器もあります。手軽にいただきたい時はこういった道具が便利でしょう。

いる
「いる」強火の遠火で火にかけ、三粒はぜたら火から下ろす。

ごま調理の基本。火にかけて「いる」ことで、ようやく、ごまらしい香ばしさが出てくる。しけてしまったごまも軽くいることで香ばしくなる。

[道具]
焙烙(ほうろく)や網のごまいり器を使うといいが、なければフライパンでもできる。ここでは焙烙を使用。

[手順]
1.焙烙を弱火にかけ、ごまを入れる。入れすぎないように注意。ごまが重ならないぐらいがベスト。
2.焙烙を揺すり、ごまを平たくならしながら強火にする。
3.焙烙を火から少し離し、強火の遠火で焙烙を揺すりながらいる。
4.ごまがふっくらとしてきて、香ばしい香りがしてきたらもうすぐ。
ごまがパチパチパチと三粒はぜたら、火から下ろす。


する
「する」力を入れずにすりこ木を回す。

ごまは「する」ことで消化吸収力がアップ。ごま専用のミルも便利だが、すり鉢とすりこ木で作るすりごまは、やっぱり格別。

[道具]
すり鉢とすりこ木。

[手順]
1.いりごまを冷まし、すり鉢に入れる。
2.すりこ木を軽く握り、すりこ木と手の重さだけで
すりこ木を回しながら、底から上へすり上げる。
3.すり加減はお好みで。ごまの皮が見えるぐらいを
「粗ずり」、ごまの粒が半分くらい見えるのを
「半ずり」、ごまの粒が少し残っているくらいを
「七分ずり」という。


きる
「きる」みじん切りをするように刻む。

香りも食感も生かしたい時に。すりごまのように油分がでないので、さっぱりとした味わいになる。

[道具]
まな板、包丁、キッチンペーパーなど。

[手順]
いったごまを、みじん切りをするように刻む。このとき、キッチンペーパーを敷いて刻むと、ごまが飛び散らない。




ひねる
「ひねる」親指と人差し指でごまをひねりつぶす。

仕上げにごまをかける時などに使うワザ。ごまの油分がでて、香りがたつ。ごま通を思わせるしぐさ

[手順]
いりごまを親指と人差し指でつまみ、力を入れてひねりつぶす。このひと手間で、ごまの香りと風味が増す。


参考資料:「若さと強さの妙薬 ゴマ・スーパー健康法」(ごま書房)、「ごまのすべてがわかる本」(えい出版)

ごまたっぷり
韓国風ごまだれヤンニョンジャンの作り方

韓国風ごまだれ

右の材料を混ぜるだけ。ごま油とすりごまをたっぷり使った、韓国風のごまだれ。豆腐や野菜など、なんでもかけて召し上がれ。冷蔵庫に3〜4日保存できます。

[材料]
しょうゆ……1/2カップ
ごま油……大1
すりごま……大1
ねぎのみじん切り……大2
粉唐辛子……大1
すりおろしたにんにく……小2


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