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農林水産省

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特集 野菜をめぐる新しい動き 植物工場の可能性(1)

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植物工場という名前を聞いたことがありますか。
植物工場とは、施設内の温度、光、炭酸ガス、養液などの環境条件を自動制御装置で最適な状態に保ち、作物の播種、移植、収穫、出荷調整まで、周年計画的に一貫して行う生産システムのことです。
施設内での生産なので、天候に左右されることなく作物を周期的に安定供給でき、病害虫の被害を受けずにすむほか、高齢者や障がい者の方の雇用にもつながるなどの利点がある植物工場。いま話題の植物工場をのぞいてみましょう。
フリルレタス
フリルレタス
細かく縮れた葉先が華やかでエグミが少ない
株式会社野菜工房
植物工場の種類と数
植物工場は、閉鎖環境で太陽光を一切利用せず、蛍光灯やナトリウムランプ、LEDなどを用いて栽培する「完全人工光型」と、太陽光の利用を基本として補光に人工光を使ったり、夏季の高温抑制技術などを用いて栽培する「太陽光利用型」の2つに大別されます。
全国に50カ所の植物工場があり、そのうち34カ所が完全人工光型です。
(平成21年4月現在)

クレソン
クレソン
独特の香りとさわやかな辛みが身上の香味野菜。風味豊かで芯まで柔らかい
グリーンリーフ
グリーンリーフ
フリルのような葉が特徴の非結球タイプのレタス。茎も葉もムラのない美しい黄緑色

レタス
レタス
葉の大きさが均一で、茎を切り取るだけで葉がばらばらになり、使いやすい
ロメインレタス
ロメインレタス
茎も葉も濃い緑色でレタスより甘みが強くみずみずしい。クセがなく食味もいい

スイートバジル
スイートバジル
しっかりした肉厚の葉には独特の甘みと香りがある。イタリア料理には欠かせないハーブ
からし水菜
からし水菜
ピリっとしたワサビのような辛さとシャキシャキした歯触りが絶妙のニューフェイス

完全人工光型植物工場で栽培されている野菜(例)
写真協力:小津産業株式会社
photo:Atsushi Soumi