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特集 野菜をめぐる新しい動き 植物工場の可能性(3)

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植物工場でレタスができるまで


北海道岩見沢市にある社会福祉法人クピド・フェアの植物工場を例に、レタスの生産サイクルを追ってみましょう。
生産サイクル

写真協力:岩見沢市社会福祉法人クピド・フェア


栽培に関わる光の話
現在、完全人工光型植物工場で使われている主な光源は、蛍光灯、ナトリウムランプ、LEDランプの3種類である。

昭和電工では、植物工場に適した発光出力の大きい赤色LED素子の開発に成功した。植物の光合成の促進には特に赤色の波長が有効なのである。ちなみに植物が緑色に見えるのは、成長に必要な赤色や青色の光を吸収し、それ以外の緑色の光を反射しているため。

蛍光灯やナトリウムランプは低コストで設置でき、多くの植物工場で使用されているが、植物の育成に不要な波長光も多く、エネルギーロスが多いという。

開発された赤色LEDランプを使えば、植物の育成に必要な明るさを得るために使われる電力を約70%削減することができるうえ、光源から発生する熱量も低減されるのだそうだ。

光源の低コスト化・省エネルギー化は植物工場の鍵を握る部分。植物育成用赤色LEDの普及に期待が寄せられている。
超高輝度4元系LEDランプ
写真協力:昭和電工
超高輝度4元系LEDランプ