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特集2 食材まるかじり 地元の麦で作りました!(1)

地産地消を実現した、注目の商品を紹介。

麺類


パンや麺、ビール類、味噌と、あらゆる食品の原料に使われている麦にも、近年、地産地消の動きが各地で見られるようになりました。
地場産麦で特産品を作り、消費を拡大することは、麦の生産拡大を導き、最終的には地域の農業や街の活性化につながります。
地域の夢と期待が込められた麦製品をご紹介しましょう。
「さぬきの夢2000」を使ったさぬきうどん
「さぬきの夢2000」の特徴は、コシのあるモチモチ感。表面はつるりとのどごしがよい
香川県
「さぬきの夢2000」を使ったさぬきうどん
さぬきうどん用小麦として誕生した、「さぬきの夢」ブランドに注目。

オーストラリア産の小麦を使うのが主流だったさぬきうどん界に沸き起こった、地元の小麦で作ったさぬきうどんを食べたい、作りたいという声。それに応え、2000年に「さぬきの夢2000」という新しい小麦が誕生。県内の製麺所で、この麦を原料とした麺が商品化されています。


湘南ひらつかカオリ麺
平塚名物のしらすと、平塚産のネギをトッピングして、地産地消メニューが完成
神奈川県平塚市
「湘南ひらつかカオリ麺」
和洋中どんな料理にも使える湘南育ちの小麦色麺。

まちおこしの一環として、平塚市料理飲食業組合連合会の発案で開発された平塚市の新しいご当地名物「湘南ひらつかカオリ麺」。うどんと同じ製法で作られていますが、うどんともそばともいえぬ、独特のコシのある食感。スープやソースとのからみがよく、和洋中どんな料理にもマッチするのが最大の特徴です。
市内33店舗の飲食店では、カオリ麺を使ったパスタやグラタン、中華冷やし麺など、各店が創意工夫を凝らしたメニューを用意。今後は地元スーパーでの個食販売も予定され、平塚が生んだ麺として地元に定着していくことが期待されます。

水嶋一耀さん
さまざまな平塚グルメを味わいにきてください!

平塚市料理飲食業組合連合会
副会長 水嶋一耀さん

カオリ麺
ここが自慢!
カオリ麺は、平塚市で育てた小麦「ニシノカオリ」を使用。粉にする際、甘皮の部分までひきぐるみにしているため、麺の色はやや茶色っぽく、香ばしい。ミネラルや食物繊維も豊富。


手延べそうめん「島原雲仙」
写真の商品は、手延べそうめん「島原雲仙」。島原にはこの商品以外にも、県産小麦を使用したそうめんが商品化されている
長崎県南島原市・雲仙市
手延べそうめん「島原雲仙」
県産の「ミナミノカオリ」を使用。もちもちの食感と小麦の風味が楽しめる。

島原手延べそうめんは「島原の乱」の後、この地に入植した人たちによって作られるようになったといいます。全国有数の手延べそうめんの生産地となった島原ですが、原料の小麦は外国産のものが多く、近年では国産が使われるようになってきたものの、長崎県産の小麦を使ったものはほとんど作られていませんでした。
長崎県の農業を活性化させることを目的のひとつに、平成17年度より「ミナミノカオリ」の栽培が本格的にはじまり、この小麦を使ったそうめんの製品化に成功。100%長崎県産の小麦と天然塩を使った、こだわりのそうめんがここに誕生しました。

ここが自慢!
色が真っ白ではなく、少し茶色がかっているが、それが地場産小麦の特徴でもある。外国産小麦と比べると、もちもちとした食感や、小麦の風味や香りが楽しめるそうめん。


江別小麦寒干しラーメン
収穫量が少ないことから“幻の小麦”とも言われた「ハルユタカ」。ラーメンになると、ツルツル、もちもちのコシのある食感
北海道江別市
「江別小麦寒干しラーメン」
江別産「ハルユタカ」を使用。独自の寒干し製法で小麦の旨味を引き出す。

江別市内で作られている数種類の小麦と、「初冬播き栽培」で全国に名を馳せた江別産「ハルユタカ」をブレンドした、100%江別産の小麦麺。「寒干し」とは、麺を低温低湿の冷涼な空気の中で熟成させながら乾燥させる独自の製法。生ラーメンさながらの食感を実現しました。


ちゃんぽん 外食産業の取り組み—株式会社リンガーハット
国産小麦100%のちゃんぽん麺を全店で使用。

国内に446店のちゃんぽん専門店を展開する「リンガーハット」は、今年1月より、全店で使用しているちゃんぽん麺を、国産小麦100%麺に切り替えました。昨年より使用する野菜すべての国産化も実現。「よりおいしいもの、そして安心・安全な商品を提供していきたい」(同社)としています。

国産野菜を480gも使用した、大人気の「野菜たっぷりちゃんぽん」


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