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特集2 食材まるかじり 花を食べる。(1)

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春を彩るエディブルフラワー


「花を食べる」なんて、あまり馴染みのないことと思われるかもしれませんが、皆さんの食卓に登場しているカリフラワーやミョウガも、花。
西洋では食用花のことを、「エディブルフラワー」と呼び、料理の彩りや香りづけに利用するのはもちろん、ビタミンなども豊富とあって、野菜や果物と同じ感覚で食べられていると言います。
見るだけでなく、食べものとしての可能性もまだまだ広がりそうな、花の世界。花たっぷりの食卓で、春の訪れを感じてみませんか?
Q.
どんな花でも食べられるの?

花屋などで売られている観賞用の花は、農薬や、鮮度を保つための薬剤が使われているため食べられません。食べるために栽培・販売されている花を購入してください。自分で育てる場合は、エディブルフラワー専用の種、あるいは花のついていない苗を購入し、無農薬、または低農薬で育てること。また、花に毒性があり、食べると危険な花もあるので注意が必要です。

※食べられない花の一例:キキョウ、スイセン、彼岸花、クリスマスローズ、シャクナゲ、クレマチス、アジサイなど。


スナップドラゴン
スナップドラゴン(キンギョソウ)
花びらもガクもやわらかく、味も香りも淡白。さまざまな料理に使える人気の食用花


パンジー
パンジー
花色が多彩で、独特の存在感をもつ。その特徴を活かし、料理のあしらいに


アリッサム
アリッサム
菜の花と同じアブラナ科の花。微かな芳香を漂わせる、小さな花が可愛らしい


ノースポール
ノースポール
キク科の花。開花時期が長く、12月の寒い時期から6月ぐらいまで花をつける


サイネリア
サイネリア
キク科の花。ピンクや紫、青など花色が豊富。花びらの色を活かして使いたい


フキノトウ
フキノトウ
つぼみの状態を天ぷらなどにしていただく。独特の芳香と苦みをもつ早春の食材


ベゴニア
ベゴニア
肉厚な花びらはシャキッとした食感で、味は花としては珍しく、少し酸味がある


プリムラ・シルキー
プリムラ・シルキー
その名のとおり、花びらはシルクのような質感。ピンクの縁取りが可愛い


プリムラ・マラコイデス
プリムラ・マラコイデス
花の形や色が豊富なプリムラの中でも、小ぶりで可憐な花。和名はオトメザクラ


ダイアンサス(ナデシコ)
ダイアンサス(ナデシコ)
ソフトでクセのない味と香り。花びらの形を活かして飾りにも。ガクは苦みがある


ビオラ
ビオラ
パンジーよりも小ぶりな花。品のある花色やグラデーションが料理に映える


プリムラ・ポリアンサ
プリムラ・ポリアンサ
サクラソウ科の花。花びらはやわらかく、味もソフトなので、どんな料理にもマッチ


Q.
花に栄養はあるの?

カリフラワーやブロッコリーといった花たちが、ビタミン豊富な食材であることはご存知でしょう。植物は子孫を繁栄させるために、花へ必死に栄養を注ぎ込みます。このため、花の部分は栄養が豊富なのです。すべての花の成分が解明されているわけではありませんが、野菜並みにビタミンなどの栄養素が含まれている花もあります。

菜の花
菜の花
言わずと知れた、日本を代表する春の食材。ほろ苦くて甘い味。栄養価も高い


ワサビの花
ワサビの花
白くて可憐な花はなかなか見ることができない。ほろ苦く、さわやかな香りが特徴


プリムラ・ジュリアン
プリムラ・ジュリアン(バラ咲き)
バラのような出で立ち、豊富な花色で大人気。ブライダルシーンに欠かせない花

撮影協力:加藤花園